D.Gray-manのクロウリーファンブログです。雑誌の感想などを書いています。(ネタバレは発売日以降)

カテゴリ: 細かい部分の予想  2010/01/27(水)
以前14番目はどんな性格かという質問を受けたので
その時思っていた事を色々書いたのですが
(関連 レス: 「ノアって変態ばっか」→14番目はどうなの?

MiyakoさんのpixivBlog」のMiyakoさんに根拠を聞かれたので書いてみました。
190夜現在なら私はこう思う、というだけなので後に覆る可能性あり。
全然違ったらすみません。

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■ 口が上手くて有能で優しいが、それは根底の冷酷さを隠す為の仮面

「無理すんなよ… オレはさ 何があっても味方だから…」 (19巻187夜)
この台詞だけ見ると思いやりがあって優しいっぽい。そして微妙に上から目線。
ロード以外の他ノアは伯爵の凄い力に恐れを抱いたり目上として敬語を使ったりしているのに(※してない人もいるけど)こんな風に、安心させる目的で「味方」と言えるという事は、ノアの中でもかなりの実力者。そして千年伯爵の役に立てる有能さがあるはず。

6ヶ月かかってもターゲットに傷一つ負わせられないスキンやジャスデビレベルの実力ではとてもこんな台詞は言えないし、言ったとしても「口先だけ」という事で伯爵の心に深くは残らないかと。

そして、彼はかつてのノアの家族をロードと伯爵以外全員殺害している。
ロードを残していた所を見ると、伯爵を倒す為には他ノアを全員殺害する必要がどうしてもある、というわけでもないだろうに。

ただ、ここで厄介なのは、その性格というものを、そのまま素直に受け取っていいのかということである。その性格が思った通りのものなのか、あるいは性格防衛なのか、ということである。性格防衛とは、たとえばすごくアグレッション(攻撃性)が強い人は、内面が怖い人であるがゆえに逆に外向きに愛想をよくしたりする。つまり、自分を装うということが一方では起こり得るわけだ。

(和田秀樹「心理学を知る事典」より)

つまり、14番目の上記の台詞の優しさは
内面の残虐性をカバーする為の性格防衛だったのではないかと思うわけで。

心が読めるワイズリーとロードが居るから嘘をつくのは難しいだろうけど
裏切る前に彼らの能力を完璧に分析できていれば、どうにかしてその辺を騙す対抗策も取れるだろう。


■ 感情面で幼い部分があり勢いでやりすぎてしまう事がある

「オマエヲ殺シテオレが千年伯爵ニナル!!」(189夜)
伯爵やノア達に加え、教団の権力者が多数見ている場面でのこの台詞。
千年伯爵に14番目の存在を印象付けたかったにしても状況が悪すぎる。この先もイノセンスと黒の教団を利用したいのなら、せめて教団側の人間には見られないようにすべきだろう。
この辺りはどうも、伯爵の挑発に14番目が乗ってしまったような印象を受ける。
基本的には策を巡らすタイプだが、肝心な所で思慮深さが足りない。自らの力に対する驕りと過信が垣間見える。


■ かなりレベルの高い魔導士としての知識とスキルがある

14番目は、方舟に「14番目の秘密部屋」というコントロールルームを造っていた。
あの方舟はかなり高度な魔術(≒科学)で造られている。そんな方舟のコントロールルームを、伯爵に気付かれる事なく新たに造りだすというのは、かなり高度な知識とスキルが無ければ不可能だろう。


■ 兄好き

「14番目」がノアを裏切り
千年伯爵に殺される瞬間までずっと側にいた ただ一人の人物
それがマナ・ウォーカーだ
 (17巻166夜/クロス)

14番目がノアの仲間だった時には側に居なかったのに
ノアを裏切って死ぬまでの間ずっと一緒だったという事は
14番目の裏切りには、マナが大きく関わっている可能性が高い。

マナが何かしらの能力者で14番目はそれを利用していたとも考えられるが
コムイの為に教団で戦う決意をしたリナリーや
エリアーデへの思いの為に戦う決意をしたクロウリー、
アニタの遺言で戦う決意をしたチャオジー、
マナやアクマへの愛情の為に戦う決意をしたアレンというD.Gray-man物語の基本構造から考えると、マナに対しては好意を抱いていたと考えた方がしっくり来る。


■クロスに慕われていたが14番目の方は有能で便利な子くらいにしか思ってない

・「あ―――… ワルイがそこはまったく知らん」(17巻167夜/クロス)

「14番目の遺志を継ぐ者」というわりには、クロスはものを知らされてなさ過ぎる。
中央庁の監視を誤魔化す為の嘘とも考えられるけれど、その後の言動を見るとどうも本当に知らされてなかったっぽい。

14番目は、いつか必ずマナの元に帰るからマナを見守れとクロスに遺言を残した。
殺される直前までマナが傍に居たにもかかわらず。

これは、こういう風に言っておけばクロスがマナを守るという確信があったからだろう。
クロスは14番目にまた逢いたがっている。だからその好意を利用して、自分が戻るまでの間の護衛を押し付けたのではないだろうか。「マナを守ってくれ」というお願いじゃなくてああいう取り引きを持ちかけたという事は。

「千年伯爵に殺される瞬間までずっと側にいた ただ一人の人物」がマナだから、クロスは14番目の側にずっと居たわけじゃない。裏切った後で方舟の仕組みを教えたはずだから、少しの間はマナ・14番目・クロス(+ティム)の3人旅だったかもしれないけれど。
でもそれは、クロスが優秀な導士(+エクソシスト?)だったからだろう。導士でなければ方舟内の結界を解けないから。


■ 一見心を開いているように見えても、実は周囲に対する不信感が強い

「無理すんなよ… オレはさ 何があっても味方だから…」 (19巻187夜)
普段こういう風に言っていたなら、心を開いた演技はお手の物だろう。
だがその後、伯爵に秘密でコントロールルームを増設したり協力者のクロスにも詳しい転生方法を教えなかったりと、秘密主義な面が伺える。味方にすら真意を話さないというのは、根本的な所で誰の事も信用していないからではないだろうか。中央庁にいる老人もあまり重要な事は教わっていなかったようだし。


■ ノア入りする前の子供時代に酷い目にあっている

14番目は伯爵とロード以外のノアを全員殺害している。イノセンスの力無しで。
166夜のイメージを見るに、ノア入りした時はまだ子供だっただろうに。
ノア入りする前から何かの特殊能力に秀でていたのかもしれない。
そして、強力な性格防衛がかかっているのなら幼児虐待を受けていた可能性が高い。

マナにやたら固執するのは、異端者である自分を本当に受け入れてくれるのは
この世界にマナ一人しかいないと思い込んでいるからではないだろうか。


■ 一般常識に囚われず、自分のやりたい事を大胆に行動に移せる自主性がある

「オマエヲ殺シテオレが千年伯爵ニナル!!」(189夜)
あの言葉や行動力、実行力を最大限好意的に解釈するとこういう事かと。
常識破りにも程がある。


■ 美形で自信家。自分の顔の美しさを最大限利用できるしたたかさがある

ノア一の美形でパーティーでもモテるティキと生き写しなら14番目も美形だろう。
そして彼は189夜で伯爵の頬に手を触れて顔を寄せていた。自分の顔に相当の自信がなければこういう行動は取れない。この時はアレンの肉体だけど。
彼は182夜でもアクマの頬に手を触れていた。あれは生前の14番目の癖なのではないだろうか。


■ 他者の能力を自分の為に利用するのが得意

・182夜でアクマの能力を利用して伯爵にメッセージを送信
・方舟の能力を利用して江戸に接続し伯爵を足止め
・クロスの能力を利用してマナを見守ってもらう
・イノセンスの能力を利用して伯爵を今度こそ倒そうとする

観察力と応用力に優れたタイプと見た。

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とりあえずはこんな感じです。もう少し情報が出ればあちこち修正できるのですが
現時点だとこの辺が限界ですね。

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