D.Gray-manのクロウリーファンブログです。雑誌の感想などを書いています。(ネタバレは発売日以降)

カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2008/02/29(金)
順を追って整理してみよう。

1.7000年前に千年伯爵側とイノセンス側の戦いがあって、イノセンス側が勝利した。
2.だが大洪水によって世界は一度滅ぶ。(「暗黒の3日間」)
3.「ノア」が大洪水を逃れ、方舟にて第二人類の祖先を造り出す。
 →この方舟が今の「アクマの生成工場」
 →生成工場を作ったのはおそらく千年伯爵。
  (「これ作るのすごいお金と汗と時間がかかるんですヨ!」(134夜)から推測)

「我々がこの聖戦に負けた時、終末の予言は現実となる」(1巻7夜)


いやちょっと待て。


7000年前はイノセンス側が勝利してるのに
世界滅んでないか?



「第二人類」って事は第一人類は滅んじゃってるわけだし。
イノセンス側が勝ったのに?
勝ったら終末を防げるわけじゃないの?


そして136夜。
「これにより伯爵は世界終末計画の
「暗黒の三日間」の再来を遅らせねばならなくなるでしょう。
それが一年か半年か――――― たとえもっと短い時間であっても
我々にとって決戦までの時間が増える事はとても大きい。
この間にイノセンスと使徒を集め 伯爵を打破する戦力をつくるためには!!」


ええと、つまり「暗黒の三日間」が「決戦の時」という事?
「暗黒の三日間」を起こす前に伯爵倒しちゃったらそれでいいわけじゃないの?

「暗黒の三日間を阻止する為」と言われていないのがちょっと気になる。


”伯爵が「暗黒の三日間」を起こすまで”がタイムリミットで、
伯爵を倒しても、洪水阻止が間に合わなかったから7000年前の人類は滅んだのかな。


あれ、でも伯爵って生きてるよね。倒せてなくないか?
(一時的に封じる事しかできなかった?)
「イノセンス側が勝った」って、敵は生きてて人類全部滅んで洪水逃れたのはノアで、
何を持って「勝った」と言っているのか。


それから9巻78夜。
「これはノアが大洪水を逃れ第2人類の祖先を造りだした場所
 キミ達のオリジナルの生まれ故郷なのですかラv」
「ここノアの方舟こそが人類の故郷なのだトッv」


つまり、今現在いる人類の祖先はこの「アクマの生成工場」で造られた、と。

何故?

生き残ったノアは何故第二人類を造ったのか。
生き残った人達がそのまま子孫を作っていくのではいけなかったのか。




それから気になるのは
(イノセンス側に対して)「汚らわしい…腐った羊めガ…」(134夜)
「僕らは神に捧げるダーイジな「子羊」だから」(10巻93夜)

つまり、伯爵にとってロードやティキ達が、神に捧げるべき「正しい子羊」で
イノセンス側の人間は「間違った子羊」という事?


そもそも千年伯爵は何がしたいんだ。人類絶滅?ならノアを捧げるのは何の為?


ええと、
「ノア」は、今の所「快楽」「夢」「怒り」「絆」「色」が出てて、
「怒り」のメモリーのスキンは「怒り」が強かった。

「ノアのメモリー」って、”人の心”の情報が分割されたもの?


…もしかして、
千年伯爵は、現行人類を全部滅ぼした後、ノアの13人を材料にして
生成工場で「伯爵側にとっての正しい人類」を造り出す気なんじゃないだろうか。


7000年前はイノセンス側が「ノア」と言われてて、その人達がそのメモリーの子を材料に
「イノセンス側にとっての正しい人類」を造ったから
「イノセンス側が勝った」と言われているのではないだろうか。


そして、この先伯爵側が勝利して
「伯爵側にとっての正しい人類」が蔓延したら、今度はイノセンス側のトップが
今の伯爵のように生成工場でイノセンスを材料に現行人類を潰す方法を取るんじゃないだろうか。
そして現在と正邪が正反対の戦いが始まるのではないだろうか。



この辺りが、私の今現在の結論です。



…ついでに書くと、1巻7夜でアレンが
「アレン・ウォーカー… お前のイノセンスは
 いつか黒い未来で偉大な「時の破壊者」を生むだろう…」

こう言われていたけど、この「時の破壊」というのは
この延々と続くイノセンスとノアの不毛な戦いの連鎖を破壊する、という意味なのではないだろうかと思う。

右手で人間を、左手でアクマを救いたいと言っているアレンなら
どちらかがどちらかを倒すんじゃなくて、両方を救ってくれるのではないかと。

「イノセンスが生む」というのは、その「アレンのイノセンス」が
アレンを「時の破壊者として生まれ変わらせる」という意味ではないかと。


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