確かどなたかのブログで(すいません忘れてしまいました)マナの犬に一旦14番目の魂を入れてたんじゃないかという記事を読んだことがあります。あれ?それ私もどこかで読んだ気がする。どこだっけ?…と心当たりを探してみたら見つけました。以下引用。⇒ 伯爵とマナの顔  (「ClockWorkRose」 貘29番様)もし...\" /> Dグレ世界の謎を考える - シロクロライン
D.Gray-manのクロウリーファンブログです。雑誌の感想などを書いています。(ネタバレは発売日以降)

カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2011/08/21(日)
■前記事:アポクリフォス=クラウンクラウン説

「僕ね、十七歳なんですよ」

「僕ね、朝起きてたら、おじさんになってたんです。理由は全然わかりません。でも、その前日までは間違いなく十七歳の男の子でした。初めはね、鏡に映った自分の顔に、そりゃあ驚きました」

(D.Gray-man小説3巻147ページ/マナの台詞)

マナは弟の死やノア達に追われていた事を憶えてないわけだから
「17歳がいきなりおじさんになった」というより
「17歳以降からネアが死ぬ辺りまでの記憶を無くした」と考える方が自然だ。

そして、その記憶を奪ったのは誰か。

結論から言うと、それがアポクリフォスなのではないかと思う。
彼は今現在のDグレ世界において唯一の記憶消去能力持ちだ。(22巻203夜参照)


ネアとアポクリ視点からの過去推測


ネア:ノア覚醒→伯爵達と行動を共にする
  :マナの為に伯爵を裏切ってノアをほぼ皆殺し
  :マナに自作のダークマターを渡して自分が死んだ後魂を呼び戻すように伝える
  :呼び戻した後の偽名はneaの逆さ読み+2(1+1でll)でallen
  :クロスにマナを見守るよう連絡
  :千年伯爵と戦い死亡

※ダークマターには魂を閉じ込める効果がある。(キャラグレ173ページ参照)
※伯爵の魂から造ったダークマターでなければ伯爵のコントロールは受けないかも
(未確定)
※愛するものの呼び声で魂が呼び戻されるなら、ネアを呼ぶのはマナが最適



アポクリ:マナがネアを呼び出した所でマナの記憶と14入りダークマターを奪う
 →「アレン」の名や千年伯爵の脅威などの使えそうな所は部分的に残す

  :自分の一部を切り離して適合できる子どもを探す
  :見つかったので左腕に移植して以前の記憶をすべて奪うor殺す
  :14番目入りダークマターも突っ込む(4巻36夜のDの頭蓋骨)
 →既製の人間を再利用したんじゃなくててセカンドのような人形を造った可能性もあり
 →死体にダークマターを突っ込む事で生き返ったように見せるのはアクマと同じ手法
  (死体でもイノセンスは発動可能。例:マリア)


  :マナがこれから立ち寄りそうなサーカスを突き止めてアレンを売り飛ばす
  :マナとアレンの接触後、14番目の手がかりかイノセンスをちらつかせて伯爵を呼ぶ
  :マナとアレンをこっそりガードして他の人間を伯爵に全滅させる
  :マナの記憶を更に奪う。(主に弟の辺りを曖昧に混乱させる)
  :マナはその直後に出会った子を「アレン」と勘違い。刷り込みで好意を寄せる
  :サーカスという保護者を失ったアレンはマナに着いて行くしかない
  :ティムの映像を見てクロスが「ネアの言っていた「アレン」はこいつか!」と誤解

************************************

こういう流れで行けばアポさんが14番目の生まれかわりをすり替えられるかも。
そもそも14番目の生まれ変わりに細工ができるのはアポさんくらいだし。

当時の伯爵はマナやアレンの事を知らなかったし
(知っていたら14番目の関係者という事で刺客を送るはず)
「ソシテ「アレン」 オマエモ狂ッタ人形ニナッテシマッタ」(198夜/ネア)や
「もっとはやく間違いに気づくべきだったよ!!」(203夜/クロス)を見るに
今のアレンが14番目の計画通りの形でないのはほぼ確定だろう。
(関連記事:クロスは何を勘違いしていたのか

カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2011/08/17(水)

「美しい使途(エクソシスト)に育ったね アレン」
っていう台詞は、なんだか幼いころを知っているかのようです。なので、幼いアレンさんにアポの一部を移植したのがクラウンクラウンで、ティキに砕かれても壊れなかったのは、本体のアポが別の場所にあったから、とか。師匠が見えたのは、アポとシンクロしてるからだとか。

(「青春フラッター」極細様 第203夜感想より一部引用)

極細さんが2月4日に書かれた感想を見て「うおおこれ正解だろ!!Σ(゚□゚; )」
大急ぎで引用許可を頂いたのですが私がとろい所為で随分遅くなってしまいました。
ごめんなさい!

アポクリフォス=クラウンクラウン説は他所でもたまに見ますが、私が見た中では極細さんが一番最初でした。

確かにこう考えると、色んな事に納得がいくんですよね。

・ノア(ティキ)にイノセンスを砕かれても壊れなかった(59夜)
 → イノセンスの本体(アポクリ)が別にあったから

・アレンのイノセンスはアジア支部戦まで完全に繋がっていなかった(85夜)
 → 85夜までは本来の持ち主がアレンじゃなかったから
※心が不安定だと繋がらないならクロウリーやティモシーはもっと繋がらないはず

・アレンに合体拒否された時、アポさんが異常にぶち切れた(204夜)
 → 元々が自分のものだったから合体するのが当然だと思っていた

・マナを壊した時、アレン本人はマナを壊したくなかったのに発動した(3夜)
(イノセンスは適合者とイノセンスの意志がシンクロしないと強い力を引き出せない)
 → マナを壊す意思を持っていたアポクリフォスが遠隔操作した

・「美しい使徒に育ったね アレン」(203夜/アポクリフォス)
 → イノセンスと深く結びつく(美しく育つ)前のアレンを知っている


そもそも「合体する」というのは異物を体内に取り込むという事で。
アポさんはハートを守るという大切な役割がある重要なイノセンスなのだから、イノセンスにとって毒であるだろう「ノア」の混じった人物となんて合体しない方がいい。
ジャスデビの体内にクロウリーの毒(イノセンス)が打ち込まれた所為で、いまだに彼らが苦しんでいる事を考えても。

なのに「合体」。しかもクラウンクラウンそのものが合体を望んでいるっぽい。(204夜)

それはつまり、最初からアポクリフォスが14番目を捕らえてその身に封じ込める為に
「14番目が本来乗り移るはずだった体」を「自分の分身が適合してる方の体」にすり替えたのではないかと。



そして、14番目が本来乗り移るはずだったのが現在のティキと考えたら
14番目とティキがそっくりなのにもちょっと納得がいくような。
いや、この辺はまだ情報不足で確実な事は言えないのですが。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2011/02/22(火)

アポクリさんが心配です


今回は早めに感想書けたからあちこち自由に回れたけど
アポクリさんを怖がってる人とか敵対視してる人が意外と多い…。
そりゃ見た目(目から羽が生える等)や言い方はちょっとまずいかもしれないけど
私個人としては別に悪い人じゃないと思うんだけどなぁ。

というかエクソシストは全員総出で彼を守るべきだろう。

 1.アポクリさんとハートに何らかの繋がりがあるのはほぼ間違いない
 2.ノアはハートを壊したがっている
 3.ハートを壊されたらイノセンスは全消滅


ノアをハートに近づけちゃいけない。だから彼をノアに奪われちゃいけない。
ティキ達を何とか撃退してしまいたいけど現在戦えそうなのはアポクリさんだけか…。
アレンはほぼエネルギー切れだろうけど戦えるかなぁ。というかアポクリさんを味方だと信じてもらえるんだろうか。


クロスは何を勘違いしていたのか


本題。
「最初に会った時 あいつは「アレン」と名乗らなかった……
 もっとはやく間違いに気づくべきだったよ!!」
(203夜/クロス)

この言い方だと、14番目の名前は「アレン」だった可能性が高い。
そしてクロスがこうだと考えていた事で勘違いしていたっぽいものだとこれかな。

「「14番目」にとって「いつ」「ダレ」になんて構っちゃいられなかったんだろ」
 チャンスがあったときに たまたま手近にいた奴を宿主に選んだ
 テメェの手で伯爵を殺したい一心でな」
「それが…僕…?」
「運がなかったな」

「………皮肉だな」
 こんな子供だったとは
「宿主なんざもっとくだらない奴がなってりゃよかったのに」
(17巻167夜)

つまり、クロスは現アレンの事を「たまたま14番目に選ばれてしまっただけの不運な人間の子供」だと思っていた。
でもそれは違った。

1.14番目が普通の人間の子供にメモリーを移植したならその子供は
  自我を14番目に上書きされて「アレン」と名乗るはずだった
2.でも現アレンはその事を知らないようだった
  → つまり、現アレンは普通の人間の子供じゃなかった

14番目が入る前か入った後かは分からないけど、今Dグレの主役をやっているアレンはアポクリフォス側の介入を受けた人外の存在だった。
だから14番目は閉じ込められた形になって自由に外に出られない。

最初にクロスと会った時(※小説3参照)「アレン」と名乗らなかった事をもっとちゃんと不審に思っていれば気づけたのに、クロスはその子供を「いずれ14番目に乗っ取られる可哀想な人間」だと勘違いしてしまった。

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…こう考えたらクロスの台詞が分かりやすくなるんだけどどうかな。
アポクリさんとアレンの関係についてはまた別記事で。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/10/29(金)
Dグレ第198夜「徒花の真実」感想9:“暗黒の玉座”
Dグレ第198夜「徒花の真実」感想10:“孤独なる王” (「誓いの子守唄」モヤシッ子様)

上記リンク先でモヤシッ子さんが立てられているアレン=伯爵説を見ていたら思いついた事を書いてみる。
いや、モヤシッ子さんとは大分違う解釈なのですが。

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予想1アレンと14番目はどういう関係なのか
予想2卵核が伯爵の魂から出来てるっていうのは

前提:14番目は千年伯爵を殺して自分が千年伯爵に成り代わるつもり(189夜)

なろうと思えば誰でも千年伯爵に成れるわけではないだろう。
千年伯爵になる為には、伯爵と同じ仕組みの体を手に入れる必要があるのではないかと思う。

14番目は、造れないはずの方舟のコントロールルーム「心臓」を複製していた。
(130~132夜)

14番目に「欲しいものを複製して自分のものにする力」があるのだとしたら。

14番目は、いつか伯爵を殺した時に自分が成り代われるよう
伯爵(ダークマターのハート)の複製を造ってから伯爵にわざと殺され、その肉体に乗り換えたのではないだろうか。
殺しにいく力を溜めるまでばれないよう外見を大分変えて擬似人格も埋め込んで。

憑神の例(180夜)を見ると、ダークマターはイノセンスに変換できるものらしい。
なら、どこかからイノセンスを調達してきて憑神と同じように内部に埋め込めば伯爵の複製をイノセンス化することもできるかもしれない。
双方の出力を調整して元のダークマターを壊さないまま強制休眠状態にしたり。


アレンが伯爵の複製なら退魔ノ剣と伯爵の剣がそっくりだったのも納得できる。
187夜の「七千年間~」のコマで伯爵があの剣を持っていたから元々は伯爵のデザインなのだろうし。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/07/17(土)
神田の蓮の花についてご質問を頂いたのでカリカリ回答を書いていたのですが
なんだかどんどんQとAがずれてきたのでこっちで記事にします。

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Q:神田が死ぬ度に蓮の花が増えるなら、それまでもイノセンス適合実験などで沢山死んでいたからズゥにその事を話した時(186夜)もっと沢山花があるのでは?
 
A:死ぬ度に蓮の花が増えるようになったのは、ハッキリと「あの人」の夢を見た192夜以降からかなと個人的に思っています。
それまでにもあんなに鮮明な幻覚が見えたならエドガーか誰かに相談するでしょうし。
(この時点でズゥに相談して口止めされた可能性もゼロではありませんが)

191夜の夢がトリガーになって「あの人」に対する神田本体の想いが部分的に復活してしまったから、あの時と同じように敵に殺されそうになるとフラッシュバックで蓮の花が降ってきて(193夜)
「あの人に会いたい→だから生きたい」という死亡当時の感情が現在の神田ユウに強制的に発生するようになったのではないかな、と。
なぜ花が戦闘後もそのまま残っているのかはよく分かりませんが。
(蓮イベントが起きる度に神田の脳にバグが累積していくから?)

だから2巻12夜のような「殺される」場合だと蓮イベント発生で
「あの人を見つけるまで死ぬワケにはいかねェんだよ…」と生に執着しますが
10巻97夜のように出口が崩壊して次元の狭間に吸収されるパターンだと
直接殺されているわけじゃないから蓮イベントが発生しなくて
もう死ぬ(かもしれない)という状況なのにニヤリと笑ってしまったのかもしれません。


ご質問元記事⇒ レス: 神田が死んだ回数=花の数?問題
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/06/24(木)
「何も知らないんだねエクソシストぉ お前らは偽りの神に選ばれた人間なんだよ
 僕達こそ神に選ばれた本当の使徒なのさ
 僕達ノアの一族がね」
 (22夜/ロード)

この時のロードの台詞がずっと気になっていたのだけど
「自分達“人間”を造り出して下さった創造主」を「神」と定義するのであれば
第2人類を造り出したノアは確かに仮想19世紀の「神」だ。


「創造神」が悪い神だったという例


「創造主」が実は悪い神だったという設定はゲームなどでたまに見るのだけど
元ネタはキリスト教グノーシス主義なんじゃないかと思う。
いや私もあまり詳しくないのだけど、グノーシス主義の中の一説を素人がかなり大雑把に乱暴に要約するとこんな感じです。

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 1:至高神の娘ソフィアが、至高神を理解したいと思って色々やってみたけど大失敗
 2:ソフィアは自分の悪い心を世界の外に投げ捨ててもらって救われる
 3:投げ捨てられた心が「デミウルゴス」という神になって現在の宇宙を創造
 4:でもデミウルゴスは失敗作なのであんまりちゃんとした世界が造れなかった

 5:デミウルゴスが造った生物は肉体的にも精神的にもあまりよろしくなかったけど
   霊的な部分(魂?)に至高神由来のものがほんのちょっとだけ混じっていた
  (追放される時、デミウルゴス自身にその種子が植え付けられていたから)
 6:その「霊的な部分」は徐々に成長し、いつかソフィア達のいる世界へ帰還する。
   それが人間の救済。
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仏教の「転生を繰り返した後に悟って輪廻の輪から解脱する」というのは
この最後の部分と似たシステムなんじゃないかなぁと思う今日この頃。


イノセンスが人間の魂しか救わないのは


「創造神」と「至高神」を別にして考えれば話が通り易くなるんですよね。

もうひとつ、ちょっと細かいことだが、実は非常に面白くて重大な共通項に触れておきたい。それは、人間の何が救われるのかという問題である。
一般のグノーシスは、救済にあずかるのは人間の「霊」なり「魂」なり「神的本質」なり、「本来的自己」なり、どう呼ぼうとともかく人間内部の一部分に限定されているのであって、肉体は滅び去るものだと教える。これはグノーシスの人間観からして当然である。肉体は創造神の造った「この世」の一部にすぎないからである。

(筒井賢治著「グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉」141ページより引用)

イノセンスはスーマンが咎落ちした時の例を見るに、人間が大量に巻き添え死する事も厭わない。
でも魔に捕らわれた魂は救ってくれる。

つまり、現在この仮想19世紀にいる第2人類は「間違った創造神(ノア)の手によって造られたもの」だから、その肉体は救えないけれど、その内にある魂はイノセンス側の神のものだから救ってくれるという事ではないかと思うわけで。


しかしそうなると七千年前の戦いはどうだったんだろう…。
七千年前の第1人類の方は肉体ごと救ってくれていたのかな。それともイノセンスは単体だと魂しか救えないように造られているんだろうか。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/06/05(土)
「カカカカカッ 抵抗シテモ無駄ナコト
 オ前ラガ移植シタ卵核(ダークマター)
 伯爵サマノ魂カラ出来テルノデスヨ

 母胎(アルマ=カルマ)ガAKUMAニナッタ今
 貴様等モ伯爵サマノ呪縛カラ逃レラレンノダァ!!」
(195夜)

分かりやすい解説をありがとうレベル4!!

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「貴様等という事は、ここで言う「呪縛」は魔導式ボディから造られたアクマ達が
伯爵とノア達の命令に逆らえないのと同じ仕組みかな。
レベル4達も伯爵様の呪縛から逃れられないから。

「AKUMAニナッタ今」という事は、逆に言うと
たとえダークマターを体内に仕込まれていたとしても憎しみでレベルアップしてAKUMA化しなければ伯爵の支配は受けないはず。
もしダークマターを仕込むだけでコントロールが可能になるんだったらわざわざワイズリーに脳を探らせなくても「起きなサイv」という命令一つでむりやり起こせるだろうし。

「卵核(ダークマター)ハ伯爵サマノ魂カラ出来テル」というのはやっぱり
千年伯爵は(現在の)ダークマター側のハートだったという意味ではないかな。
図にするとこんな感じで。

「何故ハートを壊したら~」の説明図と揃えてみた

親ダークマターが千年伯爵で、あの卵やそこから製造される魔導式ボディは全部
子ダークマターとして伯爵の支配を受けているんだろう。

我々が捜し求めてる109個のイノセンスの中にひとつ
「心臓」とも呼ぶべき核のイノセンスがあるんだよ
それは全てのイノセンスの力の根源であり全てのイノセンスを無に帰す存在

(4巻29夜/コムイ)

ちょうどこれの逆で
「「心臓」とも呼ぶべき核のダークマターがあるんだよ
それは全てのダークマターの力の根源であり全てのダークマターを無に帰す存在」

こういう事ではないかと思う。


あと、伯爵は第1使徒アダム(人間)を材料に造られたアクマのような存在かと思っていたけど、「魂がダークマター」という事は、伯爵はダークマターを材料にして初代ノア達に製造された機械なのかもしれない。
いや、アダムの魂が永い時の間にすっかり分解されてダークマターに吸収されちゃっているという意味かもしれないけど。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/05/20(木)
貘さんのブログにちょっと気になる疑問があったのですが
回答が異様に長くなりそうだったので引用+トラバさせて頂きました。

第194夜 感想3 (「ClockWorkRose」 貘29番様)

サードが登場したとき思ったのは、「この連中はアクマの共食いを利用しているというわけだけど、どのレベルのアクマまで食えるのかなあ。いや、それより、ノアと伯爵の命令に影響は受けないのだろうか」と言う単純な疑問。
しかし、もっと具体的にサードは身も心もAKUMAに為ってしまいそうだね。
母胎であるアルマがAKUMA化するゆえにその細胞を受けついだ彼らもAKUMAと為る、のかも。



Q1.サードはどのレベルのアクマまでなら食えるのか


A.レベル3以外は未確認だけど
「5キロ先でレベル4を数体確認した 我々も疲弊している退くぞ」(187夜/マダラオ)
上記台詞は、疲弊していなければレベル4相手でも絶対には退かなくていいと思っているように見える。
「サードはレベル4に適わない」のであればレベル4を1体見ただけで撤退すべき。
アレンしかレベル4と戦える人材がいないなら「我々も疲弊している」という言い方にはならないだろう。戦力にならないならマダラオとトクサがどれだけ疲弊していようが関係無いし。

サードの能力では適わなくても鴉の呪符でアレンの援護をする可能性はあるが
現在、鴉の呪符ではレベル3一体を足止めするのが精一杯だろう。(181夜のリンク参照)
能力が大幅に上回るレベル4相手に効くとはどうも思えない。

なので、おそらくサードはレベル4も吸えると予想。
(レベル3ほど簡単にはいかないだろうけれど)


Q2.サードは、ノアと伯爵の命令の影響は受けないのか


A.アクマが伯爵達の命令に逆らえないのは、おそらく魔導式ボディで魂を拘束している所為。

「よくも私をアクマにしたな!!捕まった!逃げられない!!」
「ウフフ~~v お前は もぉ我輩のモノですクレアちゃンv
 命令です この男を殺して被りなさイv」
(1夜/クレア・伯爵)

上記は、逆に言うと魔導式ボディで死者の魂を捕らえない限りは「我輩のモノ」に出来ないという事だろう。

それに、イノセンスに対抗できている以上ノア達の肉体にもダークマターが存在するはずなのだけど、ノア達は伯爵の命令にコントロールされている様子がない。
仕事の依頼はされているけれど彼らの自我は自由だ。
ここはイノセンスを体内に仕込んだ寄生型が教団の任務を受けるのと近いだろう。

サード達やアルマは魔導式ボディで魂を拘束されていない。
なので伯爵のコントロールは受けていない可能性が高いと思われる。

…でも、伯爵がダークマターのハートで
アクマのプラントのダークマターが全て伯爵の支配下にあるとしたら
そのプラントの欠片が入っているアルマも伯爵の支配下にある可能性はある。


Q3.アルマの細胞を受けたサード達は彼のようにアクマ化するのか


A.彼らの心が憎しみや絶望に満ち溢れれば、可能性としてはありうる。

「あのノア…私だけ生かしたんですのね……」
「突然……頭の中に変な映像が流れてきて…
 兄様とトクサがアレン・ウォーカーに殺されているところ
 そのアレン・ウォーカーを私が殺している情景ですわ」
(189夜/テワク)

ワイズリーがテワクをわざと生かして殺害映像を流し込んだのは
テワクの愛している人をあらかじめ殺して見せる事で憎しみと絶望のきっかけになりそうな不信感を与え、テワクをアクマ化しやすくする為かもしれない。

マダラオとトクサがアルマのように暴走したらアレンは戦わざるを得ないし
たとえ暴走状態だったとしても兄様やトクサを殺されればテワクは殺した相手に憎しみを抱くだろう。
そうやって教団員を同士討ちさせるのがノア側の狙いに見える。

************************************

…上記のQ2を書いてたら気付いたんだけど
アルマやサードは、たとえ魂が伯爵の支配を受けていなかったとしても
イノセンスに適合したけど教団を裏切ってノア側についたスーマンが咎落ちしたように
ダークマターに適合したアルマがノア側を裏切って教団側についたら咎落ちしてしまうのでは…。

いやその理屈でいうとサードの存在そのものが成り立たなくなるか?
でもサードはセカンドの細胞を使って無理矢理不自然な適合をさせられている状態だし
レベルアップルールに従ってきちんと適合したアルマとは違うかな。
(関連 ダークマターとイノセンスにおける進化のエネルギー源
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/05/14(金)
首が無くて羽が生えているイノセンスの原型を見て
何だっけこれ…と思いつつ保留していたのですが
モロンさんのブログに元ネタの答えがありました。

【イノセンスとダークマターの顔】(「The Parallel」 モロン様)

「サモトラケのニケ」という像を御存知でしょうか?
恥ずかしながら、自分は全く知りませんでした…
ちょいとググってみたところ、かの有名なるーぶるさんにいらっしゃる像で、頭部の無い翼の生えた女神の像だそうです。


そ…それだ――――――!!! Σ(゚□゚; )
 ※参考⇒ サモトラケのニケ (Wikipedia)

なんかどっかで見たようなとは思ったんだよ…!何で気が付かなかったんだ私…!!
Dグレって主人公の左腕が無くなったり足が無い(消えてる)絵が複数あったりするから
(イノセンスの原型に首や両腕が無いのは)単に星野先生のデザイン上の好みかと思って深く考えてなかった…!!

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上記リンク先のモロンさんの記事は他にも
頭部の無いイノセンスと頭部(顔)のあるダークマターについての考察が書かれていてお薦めです。
色んな人の色んな考えが読めるのは本当にありがたい…!!


イノセンスには頭部が無く、ダークマターの内蔵されたアクマには頭部が付くというのはわりと面白い対比ですね。
記事紹介だけでは芸が無いので別に思ったことを書いてみます。


 ↓以下、なんとなく思いついた勝手な推論


・まず、ダークマターとイノセンスは「この世の万物ではない」(仮想19世紀の物質ではない)という傾向から見て、元々は「仮想19世紀」の世界外にあったものである可能性が高い。

・装備型より寄生型の方がイノセンスの本来の能力を発揮できる事や
アルマが変身した事、アクマは魔導式ボディを人体に挿入して起動させる事から考えて
ダークマターとイノセンスの本来の使い方は人体と同化させること。

・ダークマターとイノセンスの製造目的はおそらく人間の武器化
その物質さえあれば9歳の子供でも戦場に出せるし戦術訓練の手間もかからない。
(ダークマターやイノセンスが戦い方を脳に直接教えるから)
そして裏切ったら咎落ちする仕掛けを施しておけば敵に寝返る心配もない。

・レベルアップのエネルギー源は人間の魂の感情。
「ダークマター」と「イノセンス」はあくまでも「力」という扱いで
彼ら自身の心は大幅に削り取られている。(なのでイノセンスの原型には頭部が無い)
その力を行使する主導権を人間が握る為にそう造られた。
 →七千年前のオリジナルダークマターもイノセンスと同じで頭部が無い

・そして仮想19世紀。
ノアメモリーはダークマターを魔導式ボディとして(伯爵に)造り直させる事で
ダークマターに人造の心(自我)を芽生えさせる事に成功した。
そしてその心は伯爵が完全なコントロール権を握っている。

************************************

あれ?
となるとダークマターとイノセンスは、元々は心有る存在だったという事になるような…。
どうなんだろう。この辺はもうちょっと情報が出ないと推測の域を出ないか。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/04/28(水)
アクマはその肉体が愛する人の死体で
中身が魔導式ボディ+囚われた魂と殺人で育てられた自我だ。

神田ユウはその肉体に元々の持ち主がいたのだろうけど
適合者の脳を移植された時点でその子自身の脳・自我・魂は死んでいるだろう。

アレンはまだ何がどうなっているのか分からないけど個人的には
Dの頭蓋骨を入れられた時点で元々の肉体の持ち主は死んでいるだろうと思っている。
脳を移植された神田ユウの肉体と同じように。
(関連: アレンと14番目はどういう関係なのか

共通するのは「死体に別の者が入れられている」という部分。

…リナリーの肉体も神田やアレンやアクマ達と似た仕組みではと考えたら
リナリーハート説がしっくりきてしまった…。


リナリー・リー経歴予想


1.イノセンスのハートがやっとの思いで自分に適合できる少女(リナリー)を発見
2.まともにシンクロする前に少女とその両親がアクマに殺される
3.貴重なハートの適合者を死なせない為に、ハートは自らの一部を少女の体に突っ込んで仮初めの命を与える
 (ダークマター=魔導式ボディを死体に入れて復活させるアクマの逆バージョン)
4.ダークマターにアクマの自我が発生するように、突っ込んだイノセンスにも新しい自我が発生する。これが現在のリナリー・リーの自我


■予想補足
  • リナリーに両親の死亡以前の記憶が無いのは、現在の彼女の命がそこから始まったから
  • 3巻の表紙で水面に写ったリナリーの頭部がドクロなのは、彼女が一度死んでいるから
  • 9巻の表紙でコムイの持っている赤ん坊の頭部がバラバラになっているのは上記と同じ理由で、縫われた赤ん坊の体だけがコムイとは別の次元にいるっぽいのは、リナリーの中身は人間とは別の存在だから
  • リナリーが死にかけた時結晶化ガードしたのはハートの自己防衛機能
  • 5巻41夜の滅んだ世界の夢は、七千年前に闇に勝利したあと大洪水で一人ぼっちになってしまったハートの記憶が見せている
  • 滅んだ世界の夢でアレンに似た水死体があったのは、「ハートが仲間達を失った記憶」をリナリーの自我で認識しているからイメージが混ざった
  • 8巻69夜の「ホントの世界が救われても みんながいなくなったら 私は滅びるんだよ…」は、闇に勝利したけど大洪水でイノセンスの皆がいなくなって一人悲しんでいたハートの感情とシンクロしている
************************************

Q.適合者が死んでいたらイノセンスはシンクロできないのでは?

A.クロスのマリアは死体だけどイノセンスの力を発揮できています。


Q.イノセンスがリナリーの体内に残存しているのであればヘブラスカが気付くのでは?
(※「飲み込んだはずのイノセンスが… リナリーの体内から感じられない…!!」などの部分)

A.ハートがなにかしらの力でヘブラスカのスキャン能力を一部無効にしているのではないかな。
すべてのイノセンスの力の根源であるハートなら、ヘブラスカの能力にもそれなりに干渉できるだろうし。


あと、マテールのララなんかはイノセンスに自我が発生している例にできるだろう。
ツキカミさんはイノセンス憑神とイコールではなさそうだから違うっぽいけど。
(関連 「憑神」セコンド・ツキカミさんの正体
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/04/25(日)
前記事: そういえば9年前はコムイってどうしてたの

モヤシッ子さんのブログ記事「いろいろと心配でして…」を読み返させて頂いていたら
昨日書いた記事はほぼあそこのコメント欄のまとめ直しでした。何やってんだ私!!
orz


そしてコメントを書きたい部分があったのですが長くなりそうだったのでトラバさせて頂きました。

いろいろと心配でして… (「黒白の月」 モヤシッ子様)

そういやコムイさんはリナリーの兄、つまり適合者の親族何だよね。
コムイさんが室長になった後、人造使徒化計画は禁止されたけど、コムイさんは新米の科学班在籍時代も描かれてるから、いきなり室長じゃなく、平の団員時代があったはずなんだよ。
さて教団がなんの権力も持たない適合者の親族を頭脳が飛び抜けて優れてるってだけでほっとくんだろうか。

…飛んで火に入る夏の虫、実験体にしないか?(汗)

コムイさんがあの若さで室長になれたのとか、なんか裏取引がありそうで怖い;


適合者の血筋をさらってきて人体実験で殺すのは、当時、教団でも特定の者にしか知らされないような極秘研究だったんじゃないかと思うんですよね。セカンドエクソシスト計画の事をバク達表側の人間が知らされていなかったように。
(不特定多数にこの事を知られるとバクのような人間に計画自体を邪魔されたり
 外部にバラされるかもしれないから)

そしてコムイはおそらく、リナリーがさらわれてた後黒の教団(アジア支部?)科学班に入った可能性が高いでしょう。

外の世界のエクソシスト血縁者をさらっても教団に影響はありませんが、すでに住所氏名学歴血縁顔写真などを正式登録しているだろう科学班の人間をさらえば
科学班の他の人間にその研究の事を気付かれる可能性があります。
ジョニーのような友人を大事にするタイプが大事な同僚を探して極秘研究所にたどり着くかもしれません。

ゆえに、コムイはエクソシストの血縁者としてさらわれなかったのではないかと。
血縁としてマークされる前に自ら敵の懐に飛び込んだから。

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あと、エクソシストの血縁者で当時実験体にされなかったのはルベリエもですね。

それから ルベリエ家は代々約束された地位と
「聖女」の血族としての「義務」を負うこととなった

「「義務」ってのはおそらく
 コムイが室長になるまで行われてたっていう適合者の血縁者による人体実験…
 その実験体の提供だろう」
(16巻150夜)

ルベリエとコムイは、へブラスカとリナリーというエクソシストが血縁にいる高い地位の人間という事で対なのかもしれません。

そして、彼らは人体実験こそ免れていますが適合者の血縁である事実は隠せないので
体細胞や遺伝子の提出はさせられているかもしれません。研究サンプルは多ければ多いほどいいですし。


裏取引があるとすれば「血縁者を売る」が一番簡単ですが、どうだろう…。
コムイは両親がすでにお亡くなりになってますし、親戚もうまい事誤魔化して逃がしてるんじゃないかと思うんですよね。自分の子孫を半永久的に実験体として提出するという誓約書くらいは書いたかもしれませんが。(そして自分が室長になったら破棄)
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/04/24(土)
■リナリーが約6歳頃に教団へ連れて行かれ、引き離される(ファンブック57ページ)
 ・アルマが惨劇を起こす2年前

■(8年前の調査書に対して)
 「あー覚えてるよ クロウリー男爵とかいう人のヤツでしょ」
 「当時 調査に行った探索部隊が何人も餌食になっちゃってさ
  苦労したわりにハズレでガッカリした仕事だったなぁ」
(32夜/コムイ)
 ・アルマが惨劇を起こした年がこの辺り

■リナリーが約10歳頃に黒の教団本部へ室長として入団(ファンブック57ページ)
 「今日から兄さんもこのおうちに住むよ」(21夜/コムイ)
 ・アルマが惨劇を起こした2年後

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黒の教団は年中人手不足みたいだし、入団だけならおそらくそんなに難しくない。
ただでさえ人死にが多い職場だから新規採用枠も大きいはず。
そして、大事な大事なたった一人の妹を連れ去られたコムイなら
すぐにでも黒の教団に入って彼女を助けようとするだろう。

「か――――――っ!!
 かっこいいなぁ本部科学班!」
「そこに入るのが夢だよね」
「本部かぁ~~~~v
 本気で頑張ろうかなぁ~~~v」
(85夜/李佳・シィフ・蝋花)

しかし上記のやり取りを見る限り、科学班はまず各支部に配属され
優秀な者だけが黒の教団本部へ行ける仕組みらしい。
現在黒の教団本部にいるジョニー達も他の支部の出身だ。
(※15巻コミックス書き下ろしイラスト参照)

アメリカ国籍のジョニーとタップが北米支部出身だったりする所を見ると
まずは出身地に近い支部に配属されるのかもしれない。
となると、中国人であるコムイはまずアジア支部に入れられた可能性が高いだろう。アジア支部には中国人が多いし。
(オーストラリア出身のリーバーが中東支部出身なので絶対とは言い切れないのだが)

そして、「当時 調査に行った探索部隊が何人も餌食になっちゃってさ
 苦労したわりにハズレでガッカリした仕事だったなぁ」
という言い方は、任務完了した報告書を後から読んだのではなくて
コムイ自身がクロウリー城の異変事件に関わっていたように読める。
ルーマニアなら教団本部か中東支部の方が近いけれど、イノセンスの可能性が低い地域へなら他支部へ調査を委託してもおかしくないだろう。

もしくは、クロウリー城の調査はコムイが計画してやらせたのかもしれない。
本部の要請でやるより、コムイの指揮した調査でイノセンスを発見した方がより「コムイ・リーの手柄」になるからだ。


上記を踏まえた上でのコムイ・リー経歴予想


1.両親をアクマに殺される
2.イノセンスの適合者だった妹が黒の教団に連れ去られる
3.妹を追って教団本部に入団しようとするがアジア支部に配属される
4.妹を助ける為には自分がトップになるしかないと考えて色々頑張る
5.イノセンスを見つけて手柄を立てようとしたのにクロウリー城がハズレでガッカリ
6.クロウリー城の調査書を本部に送ったけど当時の室長に見向きもされなかった
7.アジア支部がアルマの暴走で大きく壊れる。アジア支部長死亡
8.アジア支部長に誰かが就任
9.その2年後にコムイは室長として黒の教団本部へ

…なんかコムイの室長就任が唐突すぎるような…。
室長の座はバクも狙っていたし。

アジア支部の支部長は必ずしもチャン家の人間とは限らないのであれば、だけど
まずコムイがアジア支部長に昇進して、その2年後に室長に任命されたという方が自然かなぁ…。
班長以下が支部長を差し置いていきなり本部室長に抜擢されるとは思いにくいし。
いや、バクはいざという時にアジア支部の守り神を使って戦わなくちゃいけないから
あえて室長候補から外されたのかもしれないけど。


トゥイ支部長が死亡したから若いバクが今支部長の座にいるのだとしたら
コムイの就任前にも何か事故があって前室長が死亡したという事件があったりするのかもしれない。
まあこの辺は完全に憶測の域を出ないけれど。描かれるかどうかも分からないし。

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もし神田過去編のこの時期にコムイがアジア支部にいたとしたら、登場する可能性はあるかな…。個人的には出てほしいのだけど。
若バクと若コムイ(おそらく上司と部下)の掛け合いやユウに対してどう接するのかが見たい。


続き⇒ 適合者の親族であるコムイが実験体にされなかった理由
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/03/09(火)
もっとトクサみたいなやる気のある人にどんどんとり憑けばいいのに
無差別に取り付いた上裏切ったら咎落ちするイノセンスがひどい、という意見を
あちこちで見るのですが
そもそもイノセンスは第2人類用に出来てないんですよ。

七千年前の戦いで第1人類やイノセンスの使い手は滅んでますよね。
で、その後ノアが「ノアの遺伝子」を入れたりして対イノセンス用の改良を施したのが今の第2人類で。

マック用ですごいアンチウイルスソフトがあったんだけど、その後Windowsが普及しすぎてなかなか使えなくなってしまいました、というような。
七千年前のイノセンスの造り手はもう滅んでるから
新しく第2人類対応イノセンスを造ってもらう事もできないんですよね。

イノセンスは推奨環境でないPCに無理矢理他のソフトをインストールしているようなものなので、不具合がでまくるのも仕方が無いのでは、と。

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でも、もし今のイノセンスが誰にでも適合できるものだったら
国の偉い人に全部没収されて人間相手に軍事利用されていたかもしれません。

「心のきれいな人にしか適合しないよ!」というルールを加えたとしても
簡単に適合できるなら、権力者が自分に都合のいい人形が出来るまで適合者をどんどん殺していけばいいんですよね。いい目が出なかったサイコロを何度も振り直すように。

そして、「一つにつき一人の使徒」というルールを外せばイノセンスだけを取られておしまいです。
イノセンスを巡って各国間で戦争になるでしょう。一つのイノセンスは核兵器一つ分に値する!と煽られれば恐怖に駆られた人間達はそれを奪わずにいられないでしょうし。

「ダークマターだけを壊して他は壊せない」というルールを付けたら
120夜の方舟ラビVSアレンのような状況になったら手も足も出ませんし。
ノア側以外の敵からも身を守れなくなってしまいます。


…そう考えると、今のイノセンスの適合条件も仕方がないのかもしれません。


イノセンスの製作者が今も生きていれば
現状に合わせて適合条件を調整できたかもしれないのですが。

軍事利用させない為の安全策として、あとできるのは
「ダークマターをこの世から完全に消滅させられたら、イノセンスも同時に全て消滅する」ですね。
これならイノセンスがその後の戦争の火種にはなりません。


でももしそうならイノセンスで命を繋いでいるアレン達はどうなるんだろう…。
イノセンスの擬似人体がそのまま人体に成ってくれたらいいのですが。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/02/24(水)
ノアメモリーの本当の目的はなんなのか。

以前答えさせて頂いたD.Gray-man考察派バトン☆バトンのQ17にも書いたけど、彼らは七千年前に殺された第1人類達を現世に甦らせるつもりなんじゃないかと思う。

そもそも、D.Gray-manという物語は
「死んだ人間を甦らせてはいけない」という人間側と
「死んだ人間を甦らせたいと願う人とその想いを利用した」伯爵側の戦いだ。

その辺を軸に七千年前を予想するとこんな感じで。
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1.リアル現代より科学の進んだ世界で、戦争か天変地異、治療法のない疫病、環境汚染などの何らかの理由で人類がこのままでは全滅する!という危機に陥る。

2.大切な人達を救う為に科学者達が頑張ってダークマターを開発する。
このダークマターは魂を現世に呼び戻し、異世界からほぼ無限のエネルギーを供給できるもの。科学者達は人間を不死にする事によってこの災厄を乗り切ろうとした。

3.しかし人間の不死化に反対する者達が現れる。彼らはダークマターの仕組みを解析し、同じシステムで正反対の物質を造り出す。それが現代のイノセンス。

4.激しい戦いの末ダークマター側はイノセンスの使用者に敗れ、そのままイノセンス側の意図通り人類は滅ぶ。

5.だがダークマター側のノア達12人は方舟のお陰で生きのびる事に成功。
ノア達は第1人類の仇であるイノセンスを滅ぼす為に「ノアの遺伝子」が入った人類のレプリカを製作。
また、戦死したアダムを強引に復活させてアクマ製作のプログラムを仕掛ける。

6.生き残ったノア達12人は自らの魂をメモリー化。
人間のレプリカである第2人類にシンクロする事で永い時を生き続け伯爵を守り、監視する。

7.邪魔なイノセンスを完全に破壊できたら、ノアメモリーはダークマター入りのアクマ達を器に第1人類の魂を呼び戻す。
 永遠の命を手に入れた第1人類達は今度こそ平和に幸せに暮らす。
(※第2人類は肉体の器としてのみ存在を許される)

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現在の「アクマに囚われた魂」は単なるエネルギー源だけど、千年伯爵による殺人プログラムが無ければ、あれは魂を永遠に生かすアイテムなのではないかと思う。
ダークマターの製作者は、滅び行く運命から大切な人達を救おうとしていたんじゃないだろうか。


で、14番目はダークマターの本当の使い方を完全に理解できていたからこそ
ダークマターでDの頭蓋骨を造って永遠の命を手に入れたのでは。
何回殺そうとしてもどんどん体を替えて何千年も生き続ける千年伯爵に対抗して
何回殺されてもどんどん体を替えて何千年でも追って行けるように。
(関連 アレンと14番目はどういう関係なのか

…でも、もしアレンが駄目になったら14番目はDの頭蓋骨を使う事によって他の肉体にとり憑けるかもしれないのだけど、そうなったら
肉体も魂も無いアレンの自我は、エリアーデと同じ運命を辿ることになるわけで。

魂という器のない自我は、天国にも地獄にも生けず現世を彷徨うしかない。


魂と違って自我と肉体は生まれ変わる度に新規作成されるものだからなぁ…。
アレンが14番目の魂と同化する事ができればいいんだけど。もしくは今世で完全にケリをつけるか。
カテゴリ: Dグレ世界の謎を考える  2010/02/16(火)
モロンさんの所のコメント欄にこんなレスが。

【『つないだ手にキスを』と14番目】  (「The Parallel」 モロン様)
>確かどなたかのブログで(すいません忘れてしまいました)マナの犬に一旦14番目の魂を入れてたんじゃないかという記事を読んだことがあります。

あれ?それ私もどこかで読んだ気がする。どこだっけ?
…と心当たりを探してみたら見つけました。以下引用。

伯爵とマナの顔  (「ClockWorkRose」 貘29番様)

もしかしたら、35年前の殺し合いのとき意識を移す器を選ぶ事の出来なかった14番目は、犬のアレンにその意識をうつしたのかも。で、犬が死ぬ前にサーカスの少年に移植したのかも。マナはおかしくなってしまっていて、そのへんの14番目の思惑については全くわからないが、自分の兄弟のシンパシイを感じて、犬のアレンを愛し、孤児の寄生型少年にも魅かれた(とか)


3)かつての14番目とノアと伯爵の殺し合いの時、14番目と伯爵はほぼ相打ちとなり、躯を失った伯爵は、14番目の体をのっとって、以後自分のモノとした。そのため14番目の死体は存在せず、墓もない。
マナは14番目と瓜二つの双子だったので、年を取ってからの姿が同じように見える結果となった。


Σ(゚□゚; )!!!!

なんてこった…!!すみませんこないだ書いた千年伯爵とマナの外見類似問題は貘さんの所で既出でした…!!
確かに読んだはずなのにすっかり忘れていた…!!_| ̄|○ il||li

というわけで、もし「14番目の肉体を伯爵が乗っ取った」が正解だったら
一番すごいのは貘さんだと思います。
いや、もしかしたら私の発見できてない所にもっと早く正確な予想を立てられている方がいらっしゃるかもしれないのですが。

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考察ブログを山ほど読みに行くと、たまに○○の説を書いていたのは誰だったっけ?となってしまったりするんですよね。
上記の私は、他所で読んだ話をうっかり自分で考えたように錯覚したパターンです。

多分、他にもそういうものがあるんじゃないかと思います。
「これは○○さんが先に書いてたなぁ」というのが思い出せれば(かつ相手がリンク&紹介可だったら)出来るだけリンクを張って紹介したいと思っているのですが。
ブックマンの記憶力が欲しい…!!

「あれ?とらみさん私の所の記事読んでこれ書いてる?」という紹介希望の他ブログの管理人様がいらっしゃったらメアド付きでお教え下さると嬉しいです。トラバの可・不可が分かるとなおありがたい。
「私の方が先にその予想を立ててたぜ!」という人のトラバも大歓迎です。


あと、逆パターンの場合はまったく問題ありません。
「シロクロラインでこういう説を読んだ」でなくても、「そういえばどっかでこんな説を言ってた人がいたような」くらいに思って頂ければそれで…!
全体的に見たらぶっちゃけ外れてる方が多いですし。(すみません)

とりあえず、私としては
「Dグレは設定がややこしくて何がなんだか分かんないよ!」という理由で離れる人を少しでも減らせたらいいなぁと思っています。
証拠をきちんと押さえた先読み予想がいくつかあると
こういう謎まみれの話はぐっと読み易くなるんですよね。

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