D.Gray-manのクロウリーファンブログです。雑誌の感想などを書いています。(ネタバレは発売日以降)

カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/11/11(火)
マリの指が!!マリの指が――――!!!


■装備型エクソシストの戦い方

ま…マリがウイルス感染した指を切り落とした…。
確かにそれしか方法は無いんだけど、マリはただでさえ目が見えないのに指まで…。

…装備型はやっぱり不利だ。不利すぎる。「掠っただけでも死んでしまう」って。
寄生型は寿命が減るとか言われてる(13巻138夜)けど
今ウイルスで死んだら寿命がどうとか言ってられないし。

…ラビやリナリーも、同じ事になったらためらいなくその指を落とすんだろうか…。

マリの「聖人ノ詩篇」は指輪に付けた弦で操るから
義指さえ付ければまた戦えるだろうけど
今回はもう戦力としては無理そうだ…。拡聴器もないし。

「しまった 拡聴器… 音がひろえな…」

マリの拡聴器は、彼の盲目を補う為に科学班が特注で造ったものかな。
普通なら10聞こえれば充分な所を100聞こえるようにするとかの。
耳が悪いわけではないだろうから話す分には問題ないだろうけど
弾丸の音を聴いて弦で防ぐ、なんて超人技は出来なさそうだ…。


「そうびがたえくそしすとはからだがにんげん ういるすでかんたんにしんじゃう」
解説:レベル4。

長く見てる人じゃないと分からない設定だろうから、説明が入ったのは良かった。
この辺も結構ルールがややこしくなってきたなぁ。
神田の寿命消費回復も知らない読者が居るかもしれない。
ジャンプ本誌でDグレ世界設定の現状整理とかはやらないのだろうか。
ファンブックが出たばかりだから無理かな。でもジャンプ読者には
あれを買ってないライトなファンの方が多くいるだろうし。


■今回のレベル4の特性

両腕マシンガンだけど一撃がメチャクチャ重いということはなさそう。
前回のレベル4が指一本でアレンの肋骨を折ったのとはタイプが違うな。
手数で攻めるタイプ?
レベル3に筋力強化タイプがいるように、レベル4にも色々なタイプがいそう。


■エクソシストの通信方法

いや物凄い今更な話なんだけど、
ティムがリンクの体からペン型無線機を出したという事は
ティムには完全に通信機能が無いのか…。

じゃあアレンにも通信ゴーレムを持たせるべきだと思うんだけど
アレンはイヤリング型通信機で通信してるから要らないか。
あれ?じゃあ通信ゴーレムの存在意義って何なんだろう。
みんなアレンと同じイヤリング型にした方がコンパクトで楽だろうに。
個人の趣味? …神田も??


■ティモシーの心

あんなにもイタズラ小僧なのに、私利私欲の為には絶対に力を使わなかったのは偉い。
いい子だと思う。
ただ、それが悪い事だと教えてくれる人間がいなかっただけだろう。

「僕は 最低だと思うよ」

…前にも書いたけど、
人間は、自分が「誰に」「何を」やってしまったかという事は
跳ね返ってきたものを見ることでしか理解できないと思う。

アレンがこうやって正面からまっすぐ指摘してくれたから
ティモシーは自らの罪を自覚する事ができたわけで。

あの子は子供だ。人生経験も足りないし考え方も幼い。
でも、他人の悲しみを推し量れるなら将来有望だ。
生きてさえいれば人は成長できる。


■罪人と救い

「「たすけて」なんて… 言えねェじゃん…」

アレンはたとえ自分に酷い事をした罪人でも救いたがるだろうし
エミリアだって、ティモシーにどれだけ嫌がらせを受けてようが助けるだろう。
罪人だから救わない、というのは多分本当の「救い」じゃない。


■エミリアとティモシーとレベル2・3

エミリア、右肩撃たれたのに銃撃ってるよ?!
え、元々左利きだったのかそれとも銃は両手で使えるよう父に仕込まれたとか?

ティモシーが乗り移ったのは石化のレベル2か…。
せっかくだから一番強いレベル3に移ればいいのにと思ったけど、
ティモシーはその辺知らないから仕方がないか。
あ、それともレベル3以上には移れないのかな。
流石にその辺、制約がないとノアや伯爵にも乗り移れてしまうかもしれないから
そういう設定を付けた方が自然だろう。
アレンに移れたから人間の場合は制約無しかな。クロスやソカロにも移れるかな。
動物にも移れたらいろいろ便利なんだけどその辺はどうだろう。ううむ。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/11/09(日)
■ティモシーと院長先生の絆

「親父のせいでオレの人生メチャクチャだ」

ティモシーも、家族によって自分の運命を捻じ曲げられた子、なんだなぁ…。

アレンはマナ、クロウリーは御祖父様、リナリーは兄さん(これはお互いが対象)、
ラビはブックマン一族としての責任。(13巻122夜66ページ)

そういう子供が、自らの意志で自分の進むべき道を選び、歩き出すのが
「D.Gray-man」という物語なのなら
ティモシーはやっぱりエクソシストになる運命なのだと思う。


「じゃあ なにも問題ないわね」
「大丈夫よティモシー」


院長先生……!!
これは…、これは、ティモシーがここを離れたくないはずだよ…!!
うまいな。この2ページだけでも
ティモシーがどれだけ院長先生を大事に思っているのかがよく分かる。
ただ一人、異端者の自分を受け入れてくれた人、というのは
それに飢えている人間にとっては全てを賭けるに値するほどの価値があるんだ…!!


あとこの院長先生、結構場慣れしてるなぁという印象。
説得に無駄がない。気負いも邪気もない。必要最小限の言葉と充分な笑顔。
今までもこういう感じの子を沢山引き取ってきただろうし
その子達にも同じように慕われてると思う。
ティモシーも、そんな分け隔てなく優しい院長先生だったからこそ
余計に大事だったんだろうし。

この人とティモシーを引き離したくないな…。
院長先生、黒の教団に来てくれないかなぁ。
救護班で働いたりして、ティモシー達が任務から帰ってきて
怪我をしてたら優しく治療してくれるような感じで。
普通の町に置いて行ったらいつアクマに殺されるか分からないし。
他の子供達もいるから無理かな。ううむ…。


■ブローカーの失策

「こんなお宝が近くにいたなんて
 教えにきてくれたエクソシストに感謝しなくちゃねぇ」

ブローカー:
金銭と引き換えに「情報」とアクマの「材料」となる人間を提供する存在
千年伯爵と取引する人間


伯爵側がこういうスパイをあちこちに配置するのは上手いやり方だと思う。
ご褒美の金銭は戦争関係からいくらでも調達できるだろうし。
今目の前に居る人間が「ブローカー」かもしれない、と人間同士が疑いあうようになれば
人間同士の結束が崩れて、伯爵は余計に仕事がやりやすくなるだろう。

「自らすすんで悪魔に飼われた罪人
 加護対象外ですね」


…イノセンスが裏切ったエクソシストを咎落ちにする事を思い出す。

確かに、守った人間に後ろから刺されるような事になればひとたまりもないから
裏切り者が「加護対象外」になるのは道理だ。

「加護? はっ 知るか!!」

このシスターは、黒の教団側を全面的には信じられなくて
伯爵の報酬の方を信じてブローカーになってしまったわけで。

「味方ならボクらのごはんになってよ」

そしてアクマが人間を
「殺人衝動を満たす為の獲物」としか見ていないのも分かっていた事だ。

このブローカーシスターの失敗点は、
感情面では黒の教団側を信じきれなかった事と
理屈面ではアクマの性質と伯爵の真意を読みきれていなかった事だろう。
せめてどちらか一つでも大丈夫なら
ブローカーになろうなんて気は起きなかっただろうし。


■リンク大活躍

「破壊はできんが お前たちを払うことはできる」

リンク強!!
イノセンスも無いし、6秒で人形にされるというのになんと勇敢な…!!
レベル3には敵わないのが分かっているのに一歩も怯まないのも凄い。
これが「鴉」なのか…!!

…いや、鴉がみんなこうというわけでもなくて
リンクが飛び抜けて優秀なのかな。まあ逆の可能性もあるけど。.

彼のお陰で、ティモシーはレベル2の手から開放された。
イノセンスの無い人間にはこの辺が限界だろう。
ダークマターはエクソシストにしか破壊できない。
あの「秘術」に出来たのは、アクマを数秒間封じる事くらいかな。


■今回の傾向と対策

とりあえず目の前のレベル4さえ倒せれば何とかなるかな。
…いや、でも流石にティモシー達がまずいから、大至急アレン達のうちの誰かが
フォローに行って欲しいところだな…。
レベル2と3で6秒もあるなら、神田が来れば瞬殺だろうし。
でもそれは逆に言うと、漫画の展開的にティモシーを活躍させたい場合は
アレン達はしばらくティモシーの元に駆けつけられないわけで。

リンク(レギュラーキャラ)が人形になったのなら、
あのアクマさえ倒せれば院長先生や子供達も元に戻るだろう。
元に戻る前に壊されなければ、の話だけど。

ところで、
院長先生には絶対に死なないで欲しいけど、
院長先生が孤児院に生きて居る限り、ティモシーはそこから離れられない。

………なんというか、

ティモシーの所為で院長先生の人形が壊れてしまう、という展開に
ならなければ良いのだけど…。
そういう展開になればティモシーは贖罪とアクマへの憎しみで
スムーズに教団へ連れて行けるけど
流石にそれは可哀想すぎるというか…!!
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/11/06(木)
■アレン特殊能力封印

「さぁ ぬしの為の特性の術じゃぞアレン・ウォーカー」
「この結界の内では 左眼も 奏者の能力も働かん
 脱出もかなわず ぬしらは袋の鼠よ」
「アクマのみが往き交える」


今回の戦いはアレンの特殊能力無しか…!!
このテントウムシ型結界装置は
「デキのいい脳みそを持ったスカル」が開発したんだろうか。伯爵作だろうか。

…どうやって造ったんだろう。ノア側でも分析できる「奏者の能力」はともかく、
アレンの左眼のサーチ能力はカラクリが分からないと
手の施しようが無いのではないかと思うけども。

でも、こういう事ができるなら
逆に教団側がその力を解明・研究して、結界を造って、
ロードの「奏者の能力」と「夢を渡る力」を術で封じることも可能かもしれない。


■クラウンマントで一般人をかばうアレン

マントはボロボロだけどエミリア達は完全無傷。
クラウンマントって本当に「守る事」に最適な力だ…。アレンの性格にすごく似合ってる。


■VSレベル4再び

アレン・神田・マリがまともに戦えてる…!!
前のレベル4戦から鍛錬を重ねて、アレンも力が上がったりしたのだろうか。
神田は前回武器が無かったから分からなかったけど、元々この位戦える力があったかもしれない。
そしてマリが強いのにビックリ。

…く、クロウリーの強さは教団内ではどの辺なんだろう…。
アレン神田には劣るとしても、超個人的にはマリよりは強くあって欲しい…!!

…ううむ、でもやっぱり贅沢な望みかもしれない。
クロウリーはまだエクソシストになって1年くらいの新人だし。


■方舟ゲートルール・改

「奏者」の能力の使用は
中央庁と教団本部が認証した場合にのみ許可される


なるほど、そういうルールになってるんだ。
まあ確かにホイホイ生成してたらそれがどんな穴になるか分からないし
妥当は処置ではあると思う。

→アレンの回答:「知るか」

…でもまあ、人間あってこそのルールだし。
こういう時に迷いなくルール破りできるアレンが好きだ…!!


■アレンの左眼のサーチ能力

「アクマがこんなに近くにいても左眼が反応しない…」

今回こんな風に言っているという事は、
ペンタクルが薄くなった事でサーチ能力が落ちるという事はなかったのだろうか。
じゃあ何で新教団でクロスと再会した時薄くなったんだろう。
…単なるデザインの変更?

アクマにとって、あの左眼の能力は本当に厄介だから 
まず全力でそれを封じてきたのは上手いやり方だと思う。
前回のレベル4戦だって、アレンの左眼が無かったら
もっとスムーズに作戦成功していたわけだし。

…あの時クロウリーが起きてたら
彼がアクマの気配をなんとなく察知できたかもしれないけど、寝てたからなぁ…。
これから先、アレンの左眼が使えない事が多くなるなら
クロウリーにサーチ役を任せて欲しいのだけども。
多分これは、「寄生型」で「肉体が超人化するイノセンス(聴覚・視覚含める)」の
クロウリーにしか出来ない事だと思うし…!!
(何としてもクロウリーを活躍させたい必死のファン心理)
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/11/03(月)
ゲームに気をとられて&クロウリーの無事に安心しすぎて
本誌感想が おろそかになってたけど、
ティモシー(寄生型候補)がちょっと気になってきたのもあって再開してみる。


■マリのファンブック設定

「? どうした?」
「あぁ 盲目のお前はすぐ分かんねェか」


マリの盲目設定って、ファンブックに出ただけで
本編ではそれっぽい描写が無いからどうなんだろう…と思ってたけど
この反応だと本当に見えないっぽいな。
なるほど、了解。

…あとマリの髪の毛が今回のティモシー篇から無くなってるのが
もんのすごい気になるんだけど…!!
あれは一体どうしたんだ――――――!!
長髪好きとしては大変残念だよ!!本当に!!
ファンブック212ページで
「今後はことある毎に髪型変えていこうと考えています」と言われてたから
楽しみにしてたのにいきなりゼロってそれどういう冗談?!
それとも次のシリーズでは何事も無かったかのように髪の毛が復活するのだろうか…。
それってカツラなのでは…。


■号泣ティモシーINアレン

な…泣き虫…。神田が嫌いそうだ…。
クロウリーと並べたら、精神的ショックで泣くクロウリーと
肉体的ショックで泣くティモシーで神田が倍キレるかもしれない。

…戦闘員として使うには難しそうだなぁ…。
まあ肉体的ショックに弱い分に関しては
能力的に見てミランダさんと同じ後方支援タイプだろうし、前衛が守れれば大丈夫かな。


■刀で脅す神田

「さぁ白状してもらおうか
 この体を綺麗なままで返してほしかったらなぁ」
 ざくっ!!


「綺麗なままで返してほしかったら」と言っているのに
その直後に傷モノにする神田は「交渉」を何だと思ってるんだ…。
次のページを見るに、ティモシーのほっぺたを刀で切ったっぽい。

まあ「恐怖」を交渉のカードとして使うなら、このくらいの方がいいかな。
ティモシーはあまり理を説いても聞かなさそうだし。
こういう子の場合は感情に訴えるやり方の方が効率がいいだろう。


■縛り上げられるティモシーとアレン

「ちょっと なんで僕まで縛るんですか!!」

いや本当に何で?
抜け殻ティモシーと憑依アレンを縛った後で、ティモシーを元に戻らせたとか?
いやでもアレンはもうすっかり正気だし。そもそも誰が縛ったんだ。神田?

ティモシー1人を縛ったら逃げるかもしれないから、アレンは人間重石かな。


■無遠慮神田と保護者マリ

「ガキが素直に言うこときいてりゃあんなマネしねェよ」
「申し訳ないコイツ口下手で… それは本当謝ります」


いや何と言うか、神田は口下手と言うよりド正直すぎるんじゃないかと思う。
上手く言えないんじゃなくてそもそも上手く言おうとする気が全く無いと言うか。
昔から、マリはこういう時毎回フォロー入れてたんだろうなぁ…。

「知るか 引きずってでも連れてい…
「申し訳ないコイツ口下手で…!」


いやだから口下手ってレベルではないような気が。
たとえもっと柔らかく、上手い事言うだけの話術が神田にあったとしても
それはそれとしてこの状況での神田はこう言うだろうし。

仕事人として見ると、本当に優秀だと思う。
でも他人の心理を推し量る能力が無ければ、2巻11夜のララとグゾルの時みたいに
まんまと逃げられて任務失敗しちゃうと思うのだけど。
マリ(フォローが上手い)や、ラビ(観察力抜群)や
アレン(人当たり完璧)みたいな人が一緒に来てくれてるならいいけど
そういう人が居ない任務へは危なっかしくてあまり出せないかなぁ。


■現れたレベル4

…こ、これは…。
物語的に、これからはレベル4が沢山出たりするのだろうか…。
アレンが手も足も出ずに肋骨折られたのはそんなに昔じゃないと思うのだけど…。
それともあれから鍛錬してアレンも強くなったりしてるのだろうか。
レベル4教団襲撃編の時は、アレンは大量のレベル3と戦って大分疲弊してたから
今回はあの時よりはまだ戦えるかな、とは思うけども。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/10/11(土)
「この子供… 頭に玉がはえてる」
「タマ?」


前後の状況から見てこの玉がイノセンスなのはほぼ間違いないと思う。
フェイクの可能性もゼロではないけど。

「ある時 彼は罪を隠す為に 幼いティモシーに盗品を飲み込ませました」
「父親の刑が執行されて警部がティモシーをここに連れてきた時には
 この子はもう今の姿になっていて…」


普通に考えればこの盗品にイノセンスが潜んでいて
ティモシーの体内に入り、寄生した、という所か。

…うん、特に引っかかる所がほとんど無い。
肉体に取り付いてるし、これはおそらく寄生型だろう。

寄生型は人体に寄生して普段は人体に擬態しているわけだから
「玉」というのは人体っぽくないかなともちょっと思ったけど
アレンの左腕だって最初異形の形をしてたから、その辺の範囲内だと思うし。


寄生型がついに来たか…!!!


正直言って寄生型がアレンとクロウリーの二人しかいないというのが
創作側としては楽しかったんだけど
(クラウドの場合はサルに寄生してて、ヘブラスカは体内からイノセンスを出せるから
 「寄生型」でもアレン達とは種類が違う。ヘブラスカは長生きしてるし)

設定探求側としては正直言ってサンプルは多ければ多いほどいい…!
寄生型の発動時の変化のバリエーションやパワーアップのパターン、探知能力、
発動時と通常時の性格差、ドーパミンやアドレナリン具合、発動時の必要カロリー、と
寄生型には詳しく調べたい事が沢山あるんだ…!!

これだけ適合者が色々出てるのに寄生型はアレンとクロウリーだけで、
まるでアレンの伏線である特殊性を「寄生型だから」でごまかす為に
ワザと出さないようにしてるのかとも思ってたから!!
(同種が3人以上いれば相違点に気付かれやすくなる)


結晶型、では無いと思う。
それだったら飲み込んだ後に一度体を破って全部出ないと。
ティモシーの玉は額に埋め込まれていて取り外しができないっぽい。だから多分違う。
それにリナリーの例を見る限り、結晶型は相当の覚悟が必要なようだし。
あの子にそれはまだ無理だろう。

装備形も多分違う。取り外しできなさそうだし。

とりあえず手っ取り早い確認方法としてはクロウリーに噛んでもらったらいいと思うよ!
吐くほどまずかったら寄生型、という事で。(嫌がりそうだけど)


適合者ならまあ結局はエクソシストの仲間になるだろうな。
Dグレには今までちょっと子供分が足りなかったからちょうどいいと思う。
小学生向けのジャンプにしては平均的読者年齢層への
感情移入対象担当キャラが居なかったというか。
(アレンは感情移入対象としては多分難易度が高い)
外見も性格も境遇も他キャラと被らないし。計算しつくしたかのようにバランスがいい。








…あと、超個人的な好みとして
ツリ目三白眼・黒髪長髪・低身長・特殊能力というのが地味にストライクだったり。
いや人前でピーピー泣く男は好みじゃないから落ちないとは思うけど。
…この制限の所為でクロウリーを捕捉するのが2年遅れたからなぁ私…。
(現在クロウリーの場合は好みでなくても好き。というかあらゆる面で特例)

強かったら好きかもしれないけど、戦いは素人だろうし、どうかな。まあ来週に期待。


→続き:ティモシーのイノセンスは人体の何に寄生しているのか
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/09/04(木)
■アレン・ウォーカーの現状整理

・「アレン・ウォーカーは「14番目」というノアの"記憶"をもった
 宿主である事が判明しました」
・それを知っているのは中央庁・教団幹部・エクソシストのみ。
 緘口令が敷かれている。
・アレンは表向き、今まで通りエクソシストとして働く
・アレンが14番目に覚醒し、教団を脅かす存在と判断を下された場合は
 他のエクソシストが始末する


まあ妥当な判断だと思う。
最初にルベリエが異端審問の事を口にした時思ったのよりは
かなり軽い処置で少し安心。これなら刑罰は無いも同然だし。
大きなマイナスポイントがあるとしたら、他のエクソシスト達に
ノアかもしれないという疑いの目で見られる可能性があるくらいかな。
でもこれも、チャオジー以外はそんなにあからさまに差別したりしないだろうし。


■「その時は僕を殺してください」

コムイが言いよどんでくれたのが嬉しかった。この人は本当にエクソシストを大事に思ってくれてる。

でもこう言った所でアレンを殺せる人ってほとんどいないだろう。
半分以上は実力不足で物理的に殺せないだろうし
クロウリーとリナリーも無理だ。あの二人は情に重きを置きすぎてる。
可能なのは元帥3人と神田くらいかな。

神田がいてくれて良かった。
私がアレンの立場だったら、こういう時は神田が一番信頼できる。
まあそんな事にはならないと思うけども。でもまあ、万に一つの保険として。


■みたらし攻撃

ロウファ―――!!アレンを食べ物で篭絡するつもりなら
人に頼むんじゃなくて本人が直接持ってこないと駄目だと思うよ―――!!
理屈じゃなくて感覚(食欲)に訴えるなら、対象の顔と幸福感がバプロフの犬のように
イメージで直結するようやっていかないとほとんど意味が無いように思うし…!!

あ、でも再会した時にアレンから爽やかにお礼を言われるのはあるだろうから
それでいいのかな。それで充分だというのなら別にそれでも良いのだけど。


■神田の好みのタイプ

「神田がちょっと心開いてる…?」

まともに会話しただけでこんな風に言われる神田って…。

神田は、正直者な上に個性が強烈だから
実際に接する場合、気に入る人はものすごく気に入るし
嫌う人はかなり嫌う(及び怖がる)のではないかと思う。

神田本人の好みは多分この辺かな。

1・仕事ができる。言った事を守る
2・タフ。長生きしそう。強い。(早死にしない)
3・神田の愛想の無さにめげたり怒ったり怯えたりしない
4・神田の気に触る事をしない。言わない


わりと弟タイプというか。他人の面倒を見るより世話をさせる方っぽい。
心が広かったり従いたい性格の人間と相性が良さそうな感じ。

まあ気に入ったところで、ちょっと日常会話をするくらいが関の山だろうけど。


■新しい班長とリーバー

「それがさぁ聞いてよ!!
 中央から来た二人の新しい班長が
 リーバー班長を目の敵にしててさぁ」


おお…、なんか細かい伏線が追加されてる…!!
どういう性格で、どういう理由で目の敵にしてるんだろう。気になる。
こう書かれるということは班長二人はもうキャラが固まってるんだろうし。
いつ出るかな。リーバーはどう動くかな。ギャグかな。シリアスかな。


■タップの妹登場(そっくり)

初対面だけど再会だー!!
いやキャッシュにとっては迷惑以外の何者でもないだろうけど。
キャッシュはキャッシュであって、タップの身代わりにはなれないし
なりたくもないだろう。

でも、昔死んだ人と似た人が現れて
その人とこれから先仲良くやっていけるというのは
「希望」で「救い」だと思う。


■女性補佐官登場

「元・中央庁事務官
 教団室長補佐役 ブリジット・フェイ」


中央庁の息のかかった人間か…。
コムイってばなんだか主導権握られてるし、難しいところだな…。
今までは結構自由に動けてたのがかなり制限されてくるだろうし。ううむ…。


■クロス失踪現場にいるルベリエ

「一体 誰が…」

あれ?ルベリエが犯人じゃなかったのかな。
前回の見張りのルベリエ発言はフェイクだったんだろうか…。ひ、引っかかった…?
ううむ。

なんでこの人こんな場所に大きなケーキ持ってきてるんだろう。
せっかく作ったのに誰も食べてくれなかったのかな。

あとティムがルベリエの様子を伺ってるのは何故だろう。
彼とアレンを出会わせようと仕組んだのだろうか。


■今後どうなるか 

この先どうなるんだろう。とりあえずはアレンとルベリエの会話かな。
キャラクターもかなり増えてきたし、ジジの線から神田関係の話も進むかもしれない。
コムイと補佐官も気になるし、リーバーも心配だ。あとキャッシュとジョニー。

…く、クロウリーが話の筋に混ぜてもらえる隙が無い…!!(愕然)

今どういう状況なんだろうクロウリーは。ラビ達と一緒に任務に行ったりとか?
クロウリーは即戦力だしエクソシストの数は足らないそうだから
一人だけでシンクロ訓練してるとかそういう事は無いと思うんだけど。
レベル3と戦えそうなエクソシストは更に貴重だろうし。

ノアと聞かされたアレンに対してどう思っているのかも知りたい。
来週出るといいな…!!
あと人気投票カラーにも入ってるといいな…!!
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/09/03(水)
何で感想がこんなに長くなってしまうんだー!!


■方舟ゲート開通先

ふむ、ゲート地点は教会の中か。
確かにこれなら教団関係者が入っても怪しまれないし部外者は除外できるし
管理を徹底できるしでいい方法だと思う。
世界各地に展開されているゲートはほぼ全部教会に作るのかな。


「暗証番号は任務の度変更され 仲間内でも非公開が原則です」

これはルル=ベルが変身能力を持ってたから
他のエクソシストやファインダーに化けて入り込まれるのを警戒した対策かな。
うっかり忘れちゃったら一人だけ汽車で帰らないといけなかったりするんだろうか。

今までは教団以外の人間をみんな「実はアクマかもしれない」と疑っていたのが
(「わかんじゃねェよ 全部疑ってんだ」(4巻28夜)から)
これからは教団の仲間も「実はノアかもしれない」と
疑わないといけなくなったからなあ…。


■イライラ神田とフォローアレン

「あなた方同じパターンで喧嘩するの今日で何回目ですか」

同じパターンというと

1:ミランダ(新人)がうっかり失敗する
2:神田(仕事の鬼)がそれを怒鳴る
3:アレン(弱者に優しい)がミランダを庇って神田と睨み合い

・・・いや、なんというか、このパターンって
ミランダの位置にクロウリーを置いてもおんなじ事になる気がする…!!

神田はミランダに対して「覚悟が足りねェ」とか「甘いんだよ」とか
「何でこんな事もできねェんだやる気が無いなら引っ込んでろ」とか
そんな風に思ってたりするのだろうか…。
神田って自分の仕事の足を引っ張りそうな人嫌いだろうしなあ…。
2巻8夜でもファインダーの人に喧嘩売ってたし。

ミランダさんはちょっと自信が足りないのと性格がドジなだけで
エクソシストの仕事自体はかなりできる有能な人だから
長く付き合っていけばその辺もおいおい分かると思うのだけど。


■「うるせェんだよお前ら」


ものすごい蔑むような目だ……。


…この辺の神田の言葉は完全に本音だと思う。そもそも神田は自分を偽る人間じゃないし。
でも「どうでもいい」と言っても完全に無関心というわけでもなくて
むしろアレンに向かって「どうでもいい」とハッキリ言う事によって
「気丈に振舞っているアレンが実際には凹んでいる」事は自分とは無関係だ、と
思い込もうとしているように見えると言うか。
情をリアリストな心で強引にねじ伏せている感じ。

でもこの辺はどうとでも取れるように描いてあるから
人によってかなり解釈が分かれる所だと思う。
私の場合は、私自身が神田をかなり好意的に捉えてるから
その補正でこう解釈してしまっているだけかもしれない。


■方舟ゲート開通ルール

「本部からゲートが開けられるまでここで待ちましょう」

やっぱり方舟側から扉を開かないとゲートは繋がらないんだろうなと思う。
まあここは、アレンが制限無しで自由自在にどこでも出入りできるようになったら
設定的に強すぎるから、このくらいの設定縛りは必要だろう。


■ミランダさんとアレンの事

「ここは一番大人の私が彼を元気づけてあげなくちゃ!」

・・・いや、なんというか、これって
ミランダの位置にクロウリーを置いてもおんなじ事思いそうな気がする…!!

「し、しっかりするである私!一番辛いのはアレンなのだから!
ここは一番大人の私がアレンを元気づけてやらねば!」

こんな感じで。

ミランダと通常時クロウリーって微妙に思考回路が被ってると思う。


「26年生きてきて」
あれ?ミランダさん年取ってる?(ファンブックでは25歳)

「ミランダのせいじゃないですよ」
あ、アレンが「ミランダさん」呼びじゃなくなってる。


「キャンディーもってるけど食べる?」
「たべる」
「(あら…?元気になった…?)」


うん、アレンの場合は下手に上手い事言おうとするよりこっちの方が絶対いいと思う。
アレンは多分、食べる事でストレスを解消するタイプだろうし。
キャンディーだって「味を楽しむ」じゃなくて
「何でもいいからとにかく胃袋に物を詰め込みたい」という感じの食べ方だし。


■ティムキャンピー関係

伸ばされまくってるのに無抵抗のティムがなんかいいなあ。
4コマ目で伸びきったまま戻ってないのも可愛い…!
ティムって材質は石だったはずなんだけど、どんどん柔らかくなっていってる気がする。

・・・ティムって痛覚は無いんだろうか。
泣いたり怒ったりしてたから感情はあるはずなんだけど
喋らないからどうもその辺がよく分からない。

神田のゴーレムと地味に睨み合ってるのも可愛かった。
通信用ゴーレムにも心はあるのかな。わざわざ付ける意味が無い気もするけど。
それとも、長い事使い続けていたらだんだん使用者に似てきたりするのだろうか。


■本部帰還

ロブ達が笑顔で迎えてくれて嬉しかった。

こういう「優しくて暖かい信じる世界」と「残酷で血なまぐさい不信の世界」が
表裏一体で在るのがDグレという漫画の特色で魅力なのではないかと思う。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/09/01(月)
無事だった―――――――――!! (感涙)


こちらシロクロライン、アレイスター・クロウリーの無事を確認!
繰り返す。アレイスター・クロウリーの無事を確認…ッッ!!

無事だった…!!
良かった、良かったよ……!!
栄養足りなくてまたベッドで昏睡してたらどうしようとか
それだったらゾンビ編冒頭みたいに拘束されてるのだろうかとか
悪い想像ばかりグルグルしてたよ…!!
良かった…!五体満足で普通に元気そうだ…!!

そしてノースリーブに驚いた。
いや、普通に考えたら教団支給の服を着るのは当然なんだけど
なぜか私は、クロウリーの私服はあの襟のヒラヒラしたシャツと長袖の黒服しか
着ないもんだとばかり思ってたから。
似合うような似合わないような…。
どうなんだろう。よく分からないからもっとアップでじっくりと隅々まで観察させて欲しい。
いや、なんというかまあ純粋な好奇心ですよ?(胡散臭い)

ラビ・神田・リナリー・チャオジー・マリは手首にも布があるのに
クロウリーだけ素手なのは何故だろう。しかも腕輪してるし。
あの腕輪って袖のヒラヒラを留める為のものだと思ってたけど、
実際はそういうわけでもなくて単なるアクセサリーなのかな。
あの腕輪は、クロウリーが城から唯一持ってきた私物だろうから
結構大事なエピソードがあったりするのかもしれない。
御祖父様関係かエリアーデ関係か…。

・・・もしかして、腕輪を付ける為に手首にリストバンド(アームバンド?)を
付けるのを断ったのだろうか。
皆が付けている中でクロウリーは素手、というのが地味に気になる。

あとノースリーブって肩が意外と寒いんだけどその辺どうだろう。
クロウリーはあんまりああいう服を着た事が無いだろうし。
肩の寒さを感じて、エリアーデももしかして肩が寒かったのではないだろうかとか
思い至ったりしてるかもしれない。


それから、「アレンが・・・」って言ってるけど
クロウリーはルベリエの話をどこまで理解してるんだろう。
ノアの事はまだ不明な点も多いし、「なんとなく危ないのかもしれない?」という事
くらいしか分からないのではないだろうか…。
クロウリーの現状認識がどのくらいなのか知りたいな…。ううむ。


もう任務に出られるほどには大丈夫なのかな。
元気でいてくれたら嬉しい。

知りたい事は沢山あるけど、やっぱり一番大事なのはそこだろう。
普通に生きていてくれるなら、それが一番いい。

無事で良かった。本当に良かった。
他の人と一緒の場所に、普通に居てくれているのが嬉しい。

クロウリーが一人きりじゃなくて、本当に良かった。


その他の感想はまた後ほど。
とにかく今はクロウリーの無事に対する嬉しさを噛みしめたかった。
私にとってのDグレは、やはり原作クロウリーが最優先らしい。

カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/08/13(水)
じ…14番目の事実公開とアレンの処置はどうなったんだ…!!


■クロス・マリアン失踪事件

長くなったので単独記事にして書きました。
(関連:119夜 クロス元帥失踪事件の犯人は?

とりあえず、この時扉の前にいた兵士が中央庁の人間で良かった…!
コムイの部下だったら、この事件の責任までコムイに被せられたかもしれなかったし。

クロスがいつ再登場するかはさっぱり読めないな…。
この先どうなるんだろう。


■事件から十日後:設定更新点

・あっ、キエが髪を切っちゃってる!個人的には前の方が良かった…!(長髪好き)
・ミランダのタイムレコードがショルダータイプになってる
・神田の六幻が日本刀タイプになってる
・レベル3アクマに筋力強化タイプ出現
 (レベル2にしては強すぎるし、レベル4にしては弱すぎる)
 (デザインの基礎がレベル3に近い)

・ミランダは時間吸収と時間停止を同時に行う事が可能
・アレンの髪型は真ん中分けから左上分けに変更という事で決定?
・団服はエクソシスト全員がほぼ同じデザイン?(アレンのみフード付きで)
・ファインダーの団服も一新
・リンクはチェスのチャンピオンに勝てるほど強い


■Mr.マーチンのイノセンス回収戦

「突然チェスをしているリンク」という演出はかなり面白かった。
リンクも仲間の一人、という感じがして嬉しい。
能力の違う者同士が、その長所を生かして助け合うのは私が大変好きなパターンだ。
ナイス適材適所。


「こんなに長丁場になるとは…」

神田とアレンの戦い方から見て、そこまでひどい苦戦を強いられたわけではないと思う。
長丁場になった理由は、おそらく筋力強化レベル3が
圧倒的多数で攻めてきたのだろう。
アレンと神田なら、レベル2ならほぼ一瞬で殲滅できるだろうし。


■心配するティムと心配しない神田

「哀れなアクマに…魂の救済を…」

この言葉を聞く度にいつも思うんだけど
アクマを倒して救済されるのは「アクマに囚われた人間の魂」であって
アクマ自身の、殺人によって育まれた「心(自我)」は
そのまま死んでしまうのではないだろうか。
魂という心(自我)を乗せる器が無いから天国にも行けないわけだし。


アレンは沈んでいる。クロスの事や14番目の事が尾を引いているのかもしれない。


上記の言葉の後のコマで、神田が何も言わないでくれたのが少しありがたかった。
私がアレンと同じ立場だったら、こういう時は何も言わないで
いつも通りの態度でいてくれた方が気が楽だろうし。
心配されたら「大丈夫ですよ」と微笑んで言うしかないから。

アレンとリナリーは他人に心配をかけたくないタイプなのではないかと思う。
そういう人間にとって、神田のようなタイプは正直ありがたい。

他人に積極的に心配されたいタイプの場合は、細かい変化も見逃さずに拾って
優しく気を使ってくれるタイプの方が良いのだろうけど。


■方舟のゲート接続方法

1:まずアレンが接続先で、頭の中で歌詞を唱えて空間を繋げる
2:方舟に新しくできた扉を、方舟内にいる人間が開ける事によってゲートが開通する

つまり、おそらく接続先に居るアレン一人ではゲートを開通させる事ができない


引越しの165夜の時、最後に開けたゲートが16番目で
今回繋げたゲートが28番という事は
この十日間で12回もゲートを作ったというわけで。

アレン、休む間も無く働かされてるんじゃ…。
大丈夫だろうか。それとも忙しい方が気がまぎれていいのかな。


そしてクロウリーは今どこでどうしているんだろう…。
別な場所でイノセンス回収戦の最中だろうか。
無事な姿を確認できないと心配だ…。
最後に見たのはアレンとラビに噛まれて再感染したコマだし。
コムビタンDの強化効果が切れてまた昏睡した可能性だってゼロではないんだよ…!
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/08/13(水)
死体が無ければ、そこにどれだけ大量の血痕があろうとも死亡事件にはならない。


■前提条件

今回の事件で一番怪しいのは、見張りその2の
「ひゃっ?すみませんルベリエ長官!!」だろう。

つまり、見張り二人が眠らされる直前に、そこにルベリエが居た。

ルベリエのような長官が見張り二人と一緒に
長時間クロスの部屋の前に居たとは考え辛い。
「どうかね?クロス・マリアンの様子は?」という感じに、通りかかったルベリエが
見張り二人に話しかけたのではないかと思う。
そしてその直後に、ルベリエ以外の二人のみが眠らされた。


■現場検証

168夜で、窓辺のクロスはワイングラスを持っている。テーブルの上には無い。
床にはガンベルトとイノセンスの銃・ジャッジメント。
その後ノックの音がして、クロスはガンベルトから銃を引き抜いた。


169夜のクロス周辺の状況は

1:テーブルにはワイングラスが乗っている。ワインの中身がこぼれた様子はない
2:床にはジャッジメントが取っ手を向こう側にして落ちている。ガンベルトは無い
3:ジャッジメントには返り血が一切付いていない
4:カーテンが破れているが、それ以外には争った形跡がまったくない
5:見張りが扉を閉めた後、窓が壊される音がして
 次に扉を開けた時にはクロスの体が無くなっていた

※この時に開けられた窓の穴は、意識の無いクロス・マリアンを犯人が担いで出すには
明らかに小さすぎる。


6:窓ガラスの破片は室内に無い。この穴は内から外に向けて開けられたもの
7:残された仮面の額部分には打ち抜かれたような穴が開いていた


■矛盾点潰し

まず、ジャッジメント(イノセンス)が無事に残っているのなら
犯人がノアなどの伯爵側の人間である可能性はかなり低い。


血の跡から見て、クロスが仮面の額部分を撃たれたのならば
普通に考えれば前回ノックされた時に、銃を持って立ち上がった直後。
それ以外だと別の所に血が飛び散る。

しかし、前回クロスが持っていたワイングラスは
中身をこぼすこともなくテーブルの上に置かれている。

つまり、前回のノックの後、クロスはテーブルにワイングラスを置く余裕があった。

他にも、もし前回ノックされた時に銃を持って立ち上がった直後撃たれたのであれば
・ジャッジメントの落ち方の向きがおかしい
・ジャッジメントに返り血が一切付いていないのもおかしい
・ガンベルトがどこにもない
・倒れ方が綺麗で血痕に無駄が無さすぎるのが不自然


前回ノックして部屋に入ってきた人間が顔見知りだった場合は
テーブルにワイングラスを置く余裕もあるし、クロス本人が油断して
再度窓辺に向かった後撃たれる可能性もあるだろう。

だが、クロスは窓辺に手前を向いて座るように倒れていた。

犯人が顔見知りで、油断したクロスを後ろから撃ったのであれば
仮面の額に穴は開かないし(わざわざ開ける必要も無い)血痕ももっと乱れる。
そしてクロスを正面から撃ったのであれば、さすがにクロスも応戦するはず。
彼は導士だ。いざとなればこの部屋一つを破壊するくらいの力はあるだろう。
しかし部屋にはカーテンが破れている以外は戦闘の痕跡がまったくない。


見張りが部屋の中を見たときに犯人がまだ中に居て
クロスの体を抱えて逃げたのであれば
見張りが扉を開けて中を確認するまで、じっと待機していた事になる。
窓を壊して外に出る力があるならとっとと壊して逃げればいいのに。


■結論

この事件の犯人は、おそらくルベリエとクロス本人。

1:ルベリエがクロスの部屋の前に行って見張り二人を眠らせる
2:ノックして室内に入る
3:クロスはワイングラスをテーブルに置く
4:ルベリエはクロスに「表向き死んだ事にして身を隠して欲しい。見返りはこれで」と
  取引を持ちかける。クロスは承諾
5:ルベリエは部屋から引き上げる
6:クロスは室内を殺人現場に偽装して、血痕の上に銃を置き、見張りが起きるまで待つ
7:見張りの目が覚めて室内を確認。扉を一旦閉める

※ここで見張りが扉を閉めなくても、別な場所から音を出して一旦目をそらさせ
その隙に消えることは可能。
術で風を起こしてカーテンをはためかせ、その隙に窓を破ってから消えてもいい。


8:クロスは窓を壊してマリアの能力で姿を消す
9:見張りが再度扉を開けた時、その横を堂々と通って外に出る


このあたりが現時点での推論。
クロス・マリアンは生きているだろう。今回の事件は狂言殺人。



「この日以来
 クロス・マリアンの姿を見た者は誰もいない」


ナレーションが大分気になるけれど。
この言葉ってどう受け取ったらいいんだろう…。
もうDグレという作品にクロスが登場しないという意味だとは思いたくないのだけども。
次に登場する時にはクロスの名前が変わっているとかはどうだろうか。
それだと一応嘘にはならないし。
 
彼にはまだまだ沢山聴きたい事があったんだけどなあ…。
ラビやクロウリーをどう呼ぶのかも知りたかったし。
とりあえずこのサイトの漫画とかで呼ばせる事がもしあったら、事実が判明するまでは
「ジュニア」と「三世」でいこうと思う。
一世さんと親しかったのなら、クロスにとっての「アレイスター・クロウリー」は
一世さんの事であって三世は三世でしかないだろうし。
私にとっての「アレイスター・クロウリー」は三世の事であって
一世さんは一世さんでしかないように。


※後日追記:

「私じゃない…」(171夜/ルベリエ)

違うそうです。ひ…引っかかった…!!_| ̄|○
前後の状況から考えてもルベリエ犯人説はほぼ消滅ですね。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/08/07(木)
好みのタイプは殺しても死ななさそうなくらい強い人です。


■覚悟を決めたアレン

「でも僕は今でもマナが大好きだ
 このキモチだけは絶対…ッ
 本物の僕の心だと思うから

 だから僕は僕の意思でマナへの誓いを果たす
 そう今決めた!
 「14番目」なんて知るもんかッ!!
 それだけは絶ッッッ対譲りませんから!!!」


よく言った――――!!(好感度急上昇)

いいなあ。嬉しい。強い子は大好きだ。
たとえ心の奥には消しきれない不安や迷いが残っていたとしても
これだけハッキリ意思を主張できるなら大丈夫だろう。

周りを気遣ういい子なアレンも好きだけど
こういう、他人より自分の我を通すアレンの方が見ていて気が楽だ。

アレンがマナの事を好きな気持ちはアレンの物で合ってるだろう。
他の何が違ったとしても、アレンの心はアレンのものだ。


あとティムをクロスに頭突きでぶつけるアレンも見てて嬉しかった。
アレン…!!ティムは再会した時に泣いて喜んでた程大事な友達なのに…!!
ティム鼻血吹いてるよ…!!

怒るべき時にちゃんと怒れるというのは結構大事な事だと思う。
そういうものを心の奥に押し込め過ぎると
自分が何を守らなければいけないのかも分からなくなってしまう事があるし。
それにあの子はまだ15歳の子供だ。
子供の内は喜怒哀楽にあまり小細工を入れない方がいいだろう。
正しい形で心を育てる為にも。


■途中で死んだ男

「「14番目(じぶん)」に聞け
 今度は途中で死ぬんじゃねェぞ」


………この「死ぬ」って、最初見た時は6~7巻あたりの事かと思ったけど
よく考えたらあれは死にかけただけで死んではいないから
アレンの中の「14番目」に対して言った言葉かもしれない。

14番目は途中で死んだから。


■アレンのペンタクル濃度ルール

マナへの想いをハッキリさせたのにペンタクルは薄いままだった。
ううむ、てっきりそれで回復するものとばかり思ってたよ…。
じゃあ何で薄くなったんだろう。何かしらの理由はあると思うんだけどな。


■その頃のコムイとルベリエ

コムイが一生懸命フォローしようと考えてくれてるのが嬉しかった。

ルベリエの言う事も、一応、分からなくもない。
私だって同じ立場だったらこんな風になっていたかもしれないし。
ただやっぱりちょっと狭量が過ぎるのではないかなあとは思うのだけども。

彼はアレンを最終的にはどうしたいんだろう。
中央庁で保護を受けている老人か教皇に何か吹き込まれたんだろうか。
貴重なエクソシストでも容赦なく追い詰めなくてはいけないと思うほどの何かを。

あとラビがかなり冷静だったのが良かった。
さすがブックマン(見習い)だけの事はある。


■この戦争の裏

「裏」はワシが許すまで頭の隅にしまえ
 二度と口にするな いいな?」


あのブックマンがすごい汗だ…。


どれだけえぐい裏が隠されているんだろう。
あれだけ何でも話していたラビにも話せない程の事なのか…。

「ワシが許すまで」という事は、いつかはラビにも話すのだろうか。


■窓辺のクロス

「生意気な面になった
 教団にきてそう悪いことばかりでもなかったようだな…」


クロスと居た修行時代は、もっと従順で自分の意思が主張できなかったんだろうな。


アレンが自分の意思をしっかり主張できているのを見て喜んでいるのは嬉しい。
ただ相手を自分の思い通りにしたいだけの人だったらこんな風には笑えないだろうし。


「昔より感情が自然に出るようになったなリナリー」(14巻134夜)

昔のアレンやリナリーが自分の感情を素直に出せていないのを見て
少し気に病んでいたのではないかと思う。
こういう細かい部分に気が付ける観察力を持った大人が居てくれるのはありがたい。



■襲撃されたクロス





…え?





・・・・・・いや、  ええ??







ど、どうなんだこれは…。

クロスは殺しても死なない人だと思ってたよ…?


…物凄く生きててほしいけど、どうなんだろうこれは…。
さすがに現時点では証拠が少なすぎて何とも言えない…。


・イノセンスが破壊されずに残っている
 という事はノア関係では無いか。中央庁絡み?
 アレンの左目が反応していないという事はアクマでも無い。
 (これは出力が落ちてる可能性があるけど)


・部屋のノックを聞いてクロスが銃を取った
 という事は、扉の向こうにいるのが敵だとクロスは知っていたわけで。
 今までにも殺すチャンスはいくらでもあっただろうに、何故このタイミング?


…もしかして、「この戦争にゃ裏がある」という言葉を聞いて
その「裏」を絶対に公にされては困る中央庁の人が口封じに来たんだろうか。

そしてクロスも、この言葉を言ったら危険視されることを覚悟した上で
アレンにそれを言ったのだろうか。


…どうなんだろう…。
クロスがこんな簡単に散るとは思えないのだけど。

でもこれはただの希望的観測だし、
実際にどうなのかはまだ分からない。



…タイトルの「ワカレミチ」というのは
クロスとアレンの道が別れる、という事なんだろうか。

カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/07/24(木)
タイトルの「アンジ」は「暗示」でいいのかな。


■おそろいピエロ

ひ、表紙が可愛いような微笑ましいようなちょっと怖いような…。
二人で旅芸人してた時はこんな感じだったのかな。
てっきりあのピエロは先週のサーカス限定かと思ってたけど。
〈あのサーカスでおそろいピエロをやっていたなら
アレンは自己紹介の時にそう言っていただろうし)


■記憶の移殖

「多分アレだ「14番目」が死ぬ前だ」

14番目が生存中に、14番目の記憶を移殖?

それは、彼は伯爵に「わざと殺された」という事だろうか。
それともただの保険?万が一死んだ時の為に?

もし殺されなかったら記憶を移植した子供は無駄になってしまうわけだけれど
その辺はどう考えていたんだろう。
むしろ邪魔かもしれない。
貴重な機密情報を丸ごと脳に封印しているか弱い子供というのは。
世界各地に掃いて捨てるほど存在するアクマのうちの誰かに見つかれば
あっという間に伯爵に通報されて捕まってしまうかもしれない訳だし。
伯爵に捕まれば、14番目の秘密部屋の事なども全部ばれてしまうかもしれない。


「チャンスがあった時に
 たまたま手近にいた奴を宿主に選んだ」


「たまたま」側にいたのが
「イノセンス適合者」である確率はありえないほど低い。

その辺を踏まえて考えても
「記憶の移植」は行われていないと思うんだけど
どうかな…。
少なくとも現時点では証拠が足りなさすぎる。


■マナが愛していたのは誰か

「マナが
 愛してるって言ったのは
 僕か
 それとも
 どっちに…」


アレンにとっては、自分の事より
「マナが自分をどう思っていたのか」の方が重要らしい。

それはそうだろう。

アレンにとって、マナは本当に特別な義父だったわけだから。
この世の誰もが自分を否定してきてた中で
ただ一人、自分存在を認めて肯定して愛してくれたと思っていた人が
実はただ利用しているだけだったというのは
アイデンティティを根底から覆されるようなものだと思う。

そんな事は無い、大丈夫だと声をかけたいけど
今のアレンの側にはそれを言ってあげられる人がいない。

「大丈夫?」
「うん
 なんでもなかったよ」


アレンは深い苦しみや悩みを隠すタイプだから。

唯一知っているのはラビだけど、故郷も名前を全部捨てて
「いいじゃん帰れんでも 男は胸に故郷がありゃいいんさ」(4巻41夜) と
慰めていたラビには何が言えるんだろうか。
エシ戦前にリナリーに言ったように
マナの事は吹っ切ってまっすぐ立てよ、とか言うのではないだろうか。
自分が立てているから。

それだって慰めの一つではあるけど、


……あるけれど、


無理だ…!!
無理なんだよ……!!
そういう問題じゃないんだ………!!!!



■愛する者を殺したくなる可能性

「14番目に為ったら
 お前は大事な人間を殺さなきゃならなくなる
 …って言ったらどうする…?」


アレンは微笑みの仮面を被りながら少しづつ距離を開けそうな気がする。
マナの事がある分、余計に「大事な人を殺してしまうかもしれない」というのは
何物にも替え難いほどの恐怖だろう。
多分それは、アレンにとって自分が死ぬより辛い事で。

く…、クロウリーしか頭に浮かばない…!!
あの人今どこで何をしてるんだ…!!
「明日が楽しみであるー」とかわくわくしながら寝てるのか…!!
アレンと…!!アレンと逢って話を聞いてあげてくれ…!!
ああでもアレンがクロウリーにこんな心配をかけてしまう事を話すとは思えない…!!
そしてクロウリーがアレンのそんな影に気が付くとも思えない…!!
気付いたらビックリだよ!見直すよ!!惚れ直すよ!!!
でもあの人他人の細かい違和感に気が付くのはあんまり上手くないと思うんだ…。
今までの行動パターンから考えて…!!


■ペンタクルが薄くなってる

これはおそらくアレンがマナの事を疑っているからだと思う。
アクマに対するスキャン能力もかなり落ちているのではないかな。
今までのペンタクル濃度ルールから考えてもこの辺はそうとしか思えない。

故に、アレンがまたマナをまっすぐ信じられるようになったら
元の黒ベタに戻るはず。

次の話でアレンのスキャン能力が落ちている事が
致命的な失敗を招いたりするような気がする。
いや、私が作者の人だったらそういう風にやるかなと思うだけだけれども。


■悪魔の様に笑う14番目

やっぱり羽生えてる。どうやらこれで確定らしい。
わ―感染時クロウリーとおそろいだー!
アレンの片羽はどうだろう。あれは165夜だけかな。


■この先どうなるか

ルベリエがどう動くのか気になるな。ブックマンが行ってるなら
そこには歴史に関わる何か大事な話が展開されているんだろうし。
ラビがアレンに付いて来てないようなのも気になる。
165夜1ページ目のティムに残された言葉も気になるし。

あと、朝になれば本部団員すべてがここへ移ってくるわけで。

クロウリーがまともに動けてて元気かどうかが知りたい…!!
あの人今どうなってるんだ…!!いや元気だとは思うけど!!
今更痛めつける必要性が無いし!!
しかしベッドに鎖で縛り付けられてたのが気になるんだ…!!
あの人寝ぼけて徘徊する癖とかが付いてたらどうしよう…!!

意味もなく鎖で縛り上げたりはしないだろうし。
あの謎の説明が欲しいな。サラッと一コマ触れられるだけでもいいから。

カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/07/21(月)
■アレンと14番目の「心」の主導権問題

「お前は「14番目」の”記憶”を移植された人間
 「14番目」が現世に復活するための宿主だ」

「移殖された”記憶”は徐々に宿主を侵食し
 お前を14番目に変えるだろう」


というかそもそも

・アレンの脳に14番目の記憶が移殖されてて
・それがアレンの記憶を侵食して14番目に為るのであれば

今アレンの背後に憑いてるあの黒い影は何なのよ。

記憶を丸ごと「14番目」のものに入れ替えるだけでいいなら
別にあの影はいらないだろう。

あの影はファンブックによると14番目で確定っぽいけど
方舟での喋り方が片言だったし、ほとんど主張しないし、
個人的な印象としては
あれは14番目の「魂」だけで、「心」が無いように見える。

だったら14番目の魂を器にアレンの心がしっかり陣取れるわけで。
アクマが人間の魂を器にそのアクマ自身の心を育むように。


■頭の中で唄われた問題

「方舟で奏者の唄を知っていたのも弾けないはずのピアノが弾けたのも
 「アレン」じゃない
 全部 「14番目」 の”記憶”だ」


これは私マナが唄ったんだと思ってるからなあ…。
〈関連:アレンの頭の中にいるのは誰か問題

それにあれは、本人の記憶を書き換えたり思い出したりするのではなくて
あくまで他者として外部から情報を送信する感じの描写だったし。
鼓膜付近に小型スピーカーを設置されてるような。


■精神に干渉する記憶の置き換え問題

唄問題さえクリアできれば、アレンの記憶は侵食されていない。

精神に対する干渉ならイノセンスの方がよっぽどしてる。アクマを見るとウズウズ破壊したくなったり勝手に体が動いたり。
でもこれはアレンだけでなくてクロウリーもほぼ同じ症状を起こしてるから、
これは寄生型イノセンス固有の問題であって14番目問題とはまた別だろう。
遠い所で繋がっている可能性も無くはないけど、まあ今の時点では
今回の問題との繋がりは見えない。


■情報の精度問題

「移殖って… いつ…」
「あ――― ワルイがそこはまったく知らん」
「はああッ?」
「まて大体は分かる
 多分アレだ「14番目」が死ぬ前だ」


そもそも情報ソースが怪しすぎる。


「フン…俺だって半信半疑だったんだ
 お前が現れるまではな」


この「半信半疑」は先週の
「そうしていればいつか必ずマナの元に帰ってくると
 お前がオレに約束したからだアレン
 いや? 「14番目」」

これにかかってるんだと思うけど、

そもそもこの「記憶書き換え」話自体が
「そうしていればいつか必ずマナの元に帰ってくる」という14番目の言葉を軸にした
クロスの推論な訳で。

クロスはまだ読者の知らない情報を色々隠し持ってはいるんだろうけど
現時点ではまだ鵜呑みにできないな。
クロス自身が読み違えてる可能性だってそれなりにある。




14番目の殺された時期が知りたいな。アレンの生まれる前か後か。
それが分かるだけでも大分違うんだけど。
ファンブックでクロスとマナと14番目を年齢不詳にするくらいだから
この辺はまだまだ引っ張るかな。ううむ。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/07/17(木)
なんだかアレンにショックを受けてる人をたくさん見た。
あれ?もしかして私不謹慎だったんだろうか。


■やさぐれアレン(7歳)

まあこんな所だろうなと思う。マナは意外だったけどアレンはこの辺だろう。
あの紳士なアレンがこうだったなんて信じられない、という人もいるかもしれないけど
今現在紳士な人が昔も紳士だったとは限らないし。

子供の頃すごくおとなしい子が大人になって行動力抜群になったり
子供の頃乱暴で憎しみまみれだった子が大人になって穏やかで優しくなったり
子供の頃活発で社交的だった子が大人になって清楚で控えめになったり。

実際にそういう例を知ってる。別にそれらは特別珍しい事でもないだろう。
ベースの人格が同じでも、ちょっと体裁を変えるだけで
ぱっと見の印象はいくらでも操作できるし。
自信が無くて控えめだった子が、自信がついて大胆になるパターンもある。
性格なんてものは環境や相手次第で変わる面もあるし
記憶の蓄積や新しい解釈で驚くほど変化する場合もある。
今ここで優しくていい人が、別な場所でも優しくていい人とは限らない。


「こんなトコ…
 大人になって強くなったら出てってやるんだから
 友達なんていらねェんだよ」


・・・弱者は虐げられる。これは人間の世界に限った話でもない。

「今酷い目にあっているのは自分が弱い子供だからだ」
「大人になったら強くなれる」
「だからそれまでの辛抱だ」


これが、この時のアレンの唯一の希望だったんだろうな、と思う。
大人になっても弱いままで、一生この檻から出られないとなったら
絶望して心が折れていたのではないかな。
クロウリー城で、御祖父様に死なれた後のクロウリーのように。


「強かったですか?

 強かったですか?僕のイノセンス」
「あ ああ!強い対アクマ武器だったぞウォーカー」
「そっか」

(9巻85夜)

あの辺のやり取りを今回と合わせて考えると、感慨深いものがある。


■「アレン」

「キミはアレンのお友達だったんですね…」

一応どちらとも取れなくも無いけど
最初の「ところでキミ誰でしたっけ?」が嘘でないなら
「アレン」はこの犬の名前だろう。
この時のアレンは自分の名前が無かったのかもしれない。

マナはその事をアレンに話したのだろうか。
この回想はアレンのものだから教えてあるかな。

アレンはこの名前がとても大切なんだろうなと思う。
ずっと適当に扱われてきたただの子供が、初めてまともな「個人」として
認識してもらえるようになったわけだし。
生まれつき当然のように名前を手に入れている人間より
ずっと名前が無くて、紆余曲折を経てやっとそれを手にした人間の方が
そのものに固執しやすいだろうし。

…だから神田もちゃんと呼んであげればいいのに…。


■クロスの部屋

クロス居た…!!本物だ…!!
ちゃんと帰ってきたんだなあ…。(まだ疑ってた)
こんなに厳重に警戒されてるなら偽者である可能性は低そうだし。


■マナとノア

「14番目がノアを裏切り
 千年伯爵に殺される瞬間までずっと側にいた
 ただひとりの人物
 それがマナ・ウォーカーだ」


え、じゃなんでマナは殺されてないの?
「殺される瞬間まで」というのが気になる。
マナはノアじゃなかったんだろうし。その気になれば簡単に殺せるだろう。

あと、1巻3夜の「マナ・ウォーカーを蘇らせてあげましょうカ?」を見るに
たとえ会っていても、伯爵はマナの名を知らなかったと思う。
(伯爵に本名がばれてたらその後は偽名を使うだろう)


■クロスと14番目

この二人は一体どういう関係だったんだ…。
クロスの口調から言って対等っぽいんだけど
クロスは物凄く年上や偉い人にもこういう言い方をしそうだから
どうもその辺が読めない。ううむ。

ええと、整理してみよう。

1:14番目がノアになる (人間のマナも連れてくる)
2:14番目が千年伯爵を殺そうとする
3:14番目が殺される (人間のマナはずっと側にいる)
4:死ぬ間際にクロスと約束。
  →マナを見守り続けてもらう
  →自分はいつか必ずマナの元に帰ってくる


14番目はどんだけ兄さん好きなんだ!!
もしかして伯爵を殺そうとしたのもマナの為だったりするのだろうか…。
最期の約束も「自分にまた逢いたければマナが死なないよう守れ」と
言ってるように聞こえるし。マナはイノセンスもノアも無い人間なのに。

とりあえず現時点での14番目の印象は「過度のブラコン」で。

ノア化した14番目に人間のマナが無理に付いて来る、というのは
能力的に不可能だと思う。
となるとやっぱり14番目の方がお願いして
マナに側に居てもらったのではないかなあ、と。
離れるより手元に居てくれた方がまだ安心できる、とかで。

マナに何かしらの特殊技能があったから、それを利用する為に
マナを連れてきたという可能性もなくはないけど。

しかしクロスも複雑だっただろうなあ…。
方舟の事や対伯爵戦を第1に考えるなら、普通の人間のマナじゃなくて
イノセンス持ちで天才のクロスの元に真っ先に行った方が効率がいいのに。


■アレンがアレンでなくなるかもしれない件について

いやこれは普通に大丈夫だろう。
たとえ本人を構成するほぼ全てが他からの借り物でも
「アレンの心(自我)」はアレンのものだし。
それ一つが無事ならあとはどうにでもなる。

クロスとマナは、アレンを14番目としても見てるんだろうなと普通に考えてたから
その辺にショックは無いかな。

クロスの最後らへんの言葉はどうもフェイクっぽいし
まあこの辺は来週待ちで。
カテゴリ: 本誌感想(146夜~178夜)  2008/07/16(水)
マナが私の想像より遥かに優しそうでビックリした…。
5巻37夜の「墜ちてゆけ」から見てもっと厳しくて冷たい人を想像してたから。

仇は討たないのか…。
座長に分からないように討てば良いのでは?と思うけど、
でも多分、そういう問題じゃないんだろうな…。

あまりにも色々ありすぎて、感情面が潰れちゃった人なのかもしれない。
激しく怒り狂う事も、涙腺が決壊するほど嘆き悲しむ事も無いような。

死ぬほど悲しいのに泣けない、というのは、少しだけなら分からなくもない気がする。
感情面が全部麻痺すると、何と言うかこう
世界の全てが他人事のようになってしまうというか。
こういう状況では普通悲しいと思うはずで、実際悲しいのに
体調は普通で心も冷静で、涙も出てこなくて、
自分は本当に悲しんでいるのかがだんだん分からなくなってくるような。


…仇を討てばいいのに、と思うけど
コジモをどうにかした所で犬が帰ってくるわけでもないし
コジモが本当に正確な犯人かどうかも調べないと分からないし
そんな事を調べていたらまた何かされるかもしれないから
マナの判断は正しいと思う。

……仇を討てばいいのに…。


「僕は所詮余所者ですから」

「余所者」という事で濡れ衣を着せられたり発言を聞いてもらえなかったりと
色々あったのかもしれない。
物事はもう諦めるしかないんですよ、と考えてしまうような事が色々。

…仇を討っても、犬は生き返らないし
復讐は復讐を生むからどこかで誰かが諦めなければならないという事は
理屈では分かる。


弱い者(芸が下手) が強い者(芸が上手い) に嫉妬して酷い事をしてしまう、というのも
ここに限らず、どこの世界でもそれなりにあるだろう。
同じ人間だとは思いたくもないほど卑劣だけど、似たような事は普通にある。
この「コジモ」も、そういう部分を除けば普通の人間なのだろうし。
座長や古参のサーカス団員にはとてもいい人間かもしれない。


…………なんで仇を討たないのさ!!
飾りのある首輪をしてたって事は、長い時間をかけて芸を仕込んだ
大事な大事な犬だったんだろうに!!
犬を使う芸人にとっての芸を仕込んだ犬は
ナイフ使いの腕や玉乗りピエロの脚にも匹敵するだろうに!!
「目には目を、歯には歯を」という言葉もある。
拡大報復はいけないからその辺の匙加減には気をつけるべきだけど
人間は、自分が「誰に」「何を」やってしまったかという事は
跳ね返ってきたものを見ることでしか理解できないと思うから
誤解させたままにしておくよりは、その辺をキッチリハッキリ
懇切丁寧に教えて差し上げるのが人間としての礼儀だと思うね私は!!

怒りに任せて暴力を振るうのではなく
できるだけ少ない労力で的確にトラウマを刷り込めれば一番良いのだろうけど。

他の生き物を深い意味もなく簡単に殺める者は、報復に対する恐怖が足りない気がする。
人によっては、足りないのは「不幸」だったり「苦悩」だったり
「安心」だったり「幸福」だったりと、色々あるだろうけどまあそこは臨機応変に。
(生まれつきの趣味の場合はどうしようもないかもしれない…)


…力の弱い人間は、報復も教育もできずに
泣き寝入るしかないのだろうけど。


でもこのマナは、14番目の兄だったわけだし
「何の力もない弱者」という事もないのではないかと思う。
そうならば、マナの「もういいです」は強がりでも諦めでもなく
「許し」だったのかもしれない。


アクマにされた時の言葉や「墜ちてゆけ」などの言葉もマナだから
こんな風に丁寧に喋る彼にも人並みに裏はあるのではないかなとは思うけれど

それでもやはり、このマナは「いい人」だと思う。

悲しい事を言うアレンを笑わせようとしてくれたり、傷を癒そうとしてくれたり
年端のいかない子供相手でも、普通の人間にするのと同じように接してくれた。

弱くて力の無い者に対しては礼儀を欠いてもいいと思う者が多いなかで
こういう大人はわりと貴重だろう。

アレンをサーカスから連れて行ってくれたのがマナで良かった。




しかしやはり何の報復もしないというのはどうかなと思うんだけど
これはもう仕方がないのか…。ううむ…。
天は罪人にバチなんて当ててくれないというのに…。
私はマナのような聖人君子にはなれそうもないな。
そういう人間自体は好きだけど私がやる分には無理というか。根本的に向いてない。

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